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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

落語、スイーツ、サブカル

2016年04月24日 18時12分10秒 | みゆみゆとの生活
今日はそうちゃんが一日デイに行きました。
残りの面々は、力いっぱい休日を満喫しました。

そうちゃんをデイに送り込んだその足で向かったのは、大須演芸場。
落語です。
「笑福亭たま独演会」を聞きに行きました。
笑福亭たまさんは、若手の注目株。
夫が大阪の繁盛亭でファンになり、名古屋で独演会があることを知って、チケットを取ってくれました。

私は久々の落語。
面白かったぁ。
三味線や太鼓、歌などの「鳴り物」が生演奏で入るのも、懐かしくてワクワク。
小2の頃、家にあった落語テープを繰り返し聞いたことを思い出しました。米朝、仁鶴、枝雀の落語を、覚えるほど聞き、笑い転げてたっけ。枝雀の「地獄八景亡者の戯れ」は、今となってはお宝ものだと思う。
(米朝、仁鶴、枝雀。どれも一回の変換では出ないのね;)

たまさんの落語は、メリハリがあって動きも多く、情景が目に浮かびやすい。
とっても楽しい落語でした。

しかし、大須演芸場、昭和感がすごい。
当然のごとく、年齢層かなり高めでした。
いや、若い人もちらほらはいましたけどね。

落語の余韻に浸りながら、場所を移動してみゆみゆを駅で拾い、今度はスイーツバイキングへ。
その名も「スイーツパラダイス」。
みゆみゆが、1年くらい前から行きたいと繰り返しご所望だったお店です。
矢場町パルコ。
どんだけぶりやろ。

みゆみゆがいなきゃ、足を踏み入れることはなかったのでは?と思う。
スイーツパラダイスの店内は、若い女子であふれていました。
大須とのギャップが…。
ほんの15分歩いただけで、40年飛び越えた感じ。
みゆちちが、大きな体を縮めて、少し恥ずかしそうにしていました。

しこたまケーキとパスタを食べてから、大須に戻り、ゲーセンを覗いてみました。
さすが大須。
猛者がいっぱいいる。
その中でもびっくりしたのは、洗濯機みたいな機械をあやつる音楽ゲームの達人。
信じられないくらい、手の動きが早い。

あと、ダンスを踊る人。
機械の指示に合わせて踊ってるんだけど、キレッキレの動きが、すごすぎる。
アーケードから見える位置になっていて、道行く人が足を止めていました。
私たちも、目を丸くして、その彼にくぎ付けに。
終わった時に思わず拍手をしたら、サッとこちらを向き、満面の笑みで両手でバイバイされちゃった。
ドキッ。ちょっと動揺。

落語→スイーツ→サブカル。
合間にキュープラ・ロス作「死の瞬間」を読む。(急いで読まなきゃならない事情がありまして。)

なんて日だっ!!
刺激的すぎるよ。
人間のパワー・生きる力みたいなものを感じました。

家に帰ってどわーっと30分昼寝したら、そうちゃんご帰還。
今、夫がドライブに連れて行ってくれています。

さ、ここから夜の部のはじまりはじまり。
いつだって我が家は、外の世界に負けず劣らず刺激的なのだっ。