ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

この校舎をどう使いこなす ~その5~ 

2011-08-24 22:00:00 | たてもの
お盆の日曜だからもう10日も前になっちゃった。

一般公開された増毛小学校は、来春の3月に旧増毛高校の校舎に移転することが決まっています。
なので、現役の小学校として見るのは今回が最後だったんだな。
そして、この校舎の使い道を決めないとならないワケ。

ワタクシ、この校舎については一貫して保存派です。
もう何年も前から。

18日付けの地元「日刊留萌」によれば、教育委員会を中心とした校舎検討委員会が9月に発足するのだとか。
いったいどんなメンバーで話し合いを進めていくのでしょうかね。
興味のあるところです。



現状のまま保存すること。
たぶん予算も無いから大きな補修とかも難しいんだろうなぁ。
だから、黙っていても現状のまま残されるってことには変わりありません。
あ、これ「たぶん」です。
ワタクシの思い。

でもねぇ、今まで通ってくれた子どもたちの姿は無くなるんです。
主のいない学舎に心を通わせる方法とは…。



難しいね。

美唄のアルテピアッツァのようにアートな空間にすることもアリでしょうけど。
お金かかるんだろうなぁ。

大きな芸術作品とともに、この校舎の魅力を伝えていけたら…。
ちょっと高望みかな。

アルテピアッツァは、旧校舎の1階の一部が幼稚園として使われています。
いつでも子どもたちの声が響く仕掛け。
建物を維持する時に、一番大切にしなければならないことですね。



廃校となる校舎の目的って…。
想い出の象徴ってことか。

でもね、生きている何か、いや誰かと言った方がいいかな。
誰かに使って欲しい。
建物は人が使うものだからね。

そして何かに使うことになっても「今でも子どもたちいるんじゃないの。」って思えるような空間は残して欲しいです。

机も教壇も。
ありのままの場所として。
全部じゃなくてもいいんです。
1つか2つ。
懐かしさに浸れるように。
そして力が湧き出るように。



何十年経っても未だに現役のものがたくさんあります。
頑丈なのか、大切に使われてきたからなのか。

その両方ってこともあるな。



何十年前の大工さんたちが丹精込めて作り上げた校舎の活用法。
一生懸命考えないとバチが当たりますね。



開かれたものになるのか。
今までと同じように見せないのか。



さて、どうなるんだろ。

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