散歩

増毛にはタクシーがありません。

バスは明るいうちだけ1時間おきに留萌増毛間を走るんです。

 

もちろん列車はどこからも来ず。

そんな田舎暮らしを快適に出来ないかと考える毎日です。

バスは国道沿いを中心に小さな集落を結ぶルート。でも、さすがにみんなの軒先までは行きませんからね。

高齢の方や悪天候、バスが走らない時間帯をどうしたらいいのかって問題が残ります。

せっかく運行してくれている路線バスとその路線から外れている地域を繋ぐこと。

今は自分で運転出来るから考える必要も無いんだけどね。

いずれ…、と言うか数年先のことかも知れません。

交通弱者になる前に快適なツールってものを考えたいんです。

自分たちの力で快適な暮らしを実現するの。

そしてちゃんと利用する。

ならば、バスとタクシーを結び付ける拠点づくりも必要です。

そう考えると、この駅舎もそのひとつ。

バスを降り、安心してタクシーを待つことが出来るでしょ。

でも、ひとつじゃ足りません。

バス路線以外の集落を細かく繋ぐ仕掛け。

とにかく屋根があるところ。

休めるし、何らかの商いを生み出すチャンスもありますよね。

町内で行われるさまざまな工事。

それで出来上がる快適な空間。たぶん便利になるために行われるのでしょ。

老朽化で危険度が増したものを修復するだけってものもあるかも知れません。

まずは真っ直ぐなものになればいいのですね。

その先は、また考えます。