ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

あるもんだ

2014-11-26 21:00:00 | いい感じ
駅STASIONのスチール写真パネルなだけなのですがね。
在りし日の健さんを代表する遺影となりました。



献花台の健さん。
やっぱりいい男です。

映画が公開されてから33年。
このスチール写真パネルは、観光案内所をオープンさせるまで少々眠っていた時期がありました。
大切なものだったのですが、常設する場所が無かったもので…

でもそんな時、この建物を手にするのです。



傷みがひどく長年の使用には耐えられない。
建築の専門技師からも解体しか無い的な意見をいただいておりましたからねぇ。
ワタクシ、相当凹んでおりましたよ。

でもさ、安全基準だとかってのは、そこに建物があって初めて適用されるものでしょ。
なければ元も子も無いんだから。

なぁーんて…、開き直っちゃいけませんな。
ちゃんとルールを守らなきゃなんないです。



今ではある程度の強度を保ちながら、そこそこの雰囲気が出せていると思いますけど。

でも、ベニヤの部分をもう少し改良したいですね。
色を塗るなりしてさ。
元々古いものなのですが、修繕した材料で真新しさが出ちゃったから。
田舎人には難しい発想かも知れません。
古くも無いものを古く見せること。



でもこっちはホンモノ。
ロケ当時に使われていた食堂のテーブル。

どこにでもあったようなタイプですよね。
意外と丈夫で長持ちするんです。



駅STATIONの脚本もあるんです。
演じる側と撮る側。
そして出来上がりを楽しむ側。



それぞれの立場があるから映画っておもしろいんですね。
今どきにCGじゃない、人が全てを演じるもの。

知らなかったけどロケ当時の國稀。



ちゃんと保存されているものなのですね。
あるもんなんですね。
何だか嬉しくなりました。



今さらですけど…

この案内所についての想いを少し。
以前も書いたことがあるかも知れませんけどね。

正面から見て右側3分の1くらいは「居酒屋桐子」のセットを復元したかったんです。
設計図も何も無かったのですが…。

映画を見続けて資料を集めて。
そこで銚子を傾けながら一杯。

なんてね。
絵になるでしょ。

健さんに成り切るもヨシ。
お酌をする倍賞千恵子さん役もいいですな。

とにかくいい男と女が集まる場所。

贅沢な想いでしょうか。

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