前回に続き、ついつい読み込んでしまう松尾貴史さんの「ちょっと違和感」。
切り出しは、今国会の衆院決算行政監視委員会の名簿に、秋元司、菅原一秀、小渕優子、船橋利実、下地幹郎、河井克行、丸山穂高、甘利と言う名前がずらりと並んている、と来ましたか。
彼らが、誰の何を、どのように監視すると言うのだろう。松尾氏の印象では、猫にカツオ節の番をさせるような状態でしか無いとも。
本人説明をすればヨシとする風潮の国会もおかしいのではないか。
それは自民党だけに言えることなのかも知れませんがね。疑いを持たれている本人が、何を根拠に「問題無し。」と言うのか、自分はそう思っているだけなのでは無いか。
桜の会の前夜祭の件は、明らかにアベ君の後援会主催でしょう。
これは誰が見ても明らかであり、政治資金規正法違反で捜査が始まっていてもおかしくないんだけどね。そんな動きなどあるワケが無い。
ほら、検察官の人事もアベ君の手の内だから。
東京は忖度するマチ。
何かが明るみに出るたびに「真摯に反省しながら職責を全うしていきたい。」
「刑事事件として捜査にさわるのでコメントは控えたい。」
「法に則って適正に処理している。」
「誤解を招いたのであれば撤回する。」
聞き飽きた言い訳、言い逃れ、謝るフリ、屁理屈、ご飯論法、論点ずらし…、が矢継ぎ早に繰り出される。政権は腐っている。
だけど言い張り続ければ、いずれワタクシども庶民は諦め、そして飽きて行くと思われているんですよ。
ある意味、馬鹿にされているんです。どうせ俺たちに任せておくしか無いんだからと。
ちゃんと説明せず、怪しい文書は全て廃棄する。そんなことをする日本と言う国。自分に都合のいいように何でも変えられる国。それに検察のトップが親しいお友だちに代わろうとしているし。
森友、加計、カジノ…。
何もスッキリしないのはなぜか。誰が悪くて、どう責任をお取りになったのか。その時に関係した人たちは、今どのように暮らしているのか。
おかしいと思う気持ち忘れない人になろうと思います。