今年で58回目を数える花火大会。
今は港になってしまった中歌海水浴場が全盛期の頃には海の女王コンテストとかもあり、飾り付けた自衛隊のジープが何台も連なり町内をパレードしてたっけ。
昭和49年に暑寒別川河口に移転するまでの間。
歴史を紐解くと中歌の海水浴場を開いたのは昭和21年とありました。
28年か…。
小さい頃はあまり気にも留めなかったけどなぁ。
もっと長い歴史があると思っていたのに案外短かったです。
天然の湾にあった砂浜の海水浴場。
それが増毛として語れる海水浴の歴史。
それでも港まつりは続いています。
花火大会をメインとして。
あとは漁協青年部のビアパーティが花火大会の前段にあり、翌日には商工会のサマーフェスティバルが開かれるんです。
サマーフェス=ビアパーティですけどね。
あとは海難事故に遭われ亡くなった方々の慰霊の会も。
初日の午前中に神事として執り行われました。
その後、海上で献花。
タバコやお菓子も用意されてて…。
冷たい海の底。
犠牲になられた方々の霊を慰めます。
いっしょに船に乗せてもらったワタクシですが、そんな時に限ってカメラを忘れちゃうんだもの。
もう…、ガラケータイプの携帯電話ですが、とりあえずカシャカシャ。
3枚ほど記録させていただきました。
と言っても慰霊風景じゃありません。
極々普通の海ですわ。
穏やかな海。
こんな海なら事故など起きなかったかも知れませんね。
たらればで語るのは良く無いこと。
起きてしまったことは現実なのだから。
痛ましい事故を教訓に、これからも安全な操業をして欲しいと願うのであります。