ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

増毛へ

2010-11-08 18:00:00 | どこかへ
昨日の昼、留萌の港に行ってきました。
特に用があった訳じゃないんですけどね。

釣り人多数。
お日さまの光を浴びてのんびりしてたなぁ。
今どきは、何が釣れてるんでしょうかね?
チカ、それとも小サバか。

古い中国の諺に人生を楽しむためには、というのがあるそうですが…。

少し幸せになりたいのなら酒を飲みなさい。
永遠に幸せになりたいのなら釣りを覚えなさい。

ほほう。
釣りとはそんなに奥の深いものなのか…。

まあ、釣りと一言で括っていいものかどうか。
海もあれば川もあるし、小さいものから大きなものまで、待ったり攻めたり、確かに深いかもね。

永遠かぁ。
ほどほどに幸せになりたいなら何を…。



港からの帰り道。

留萌本線を横断しました。
留萌駅を出て増毛に向かう途中の線路。

列車はここから港町を割り込んだコンクリートの壁の間を通って瀬越の浜へ抜けて行きます。
鉄路と車輪がきしむ音。
キーッ、キーッという金属音が響き渡るんですよね。
通学していたときによく聞いた音。
今でも鮮明に覚えています。
何故だかわからないけど。

増毛から通学する子どもたちのほとんどはバス通になりました。
列車に乗ることもほとんどないのでしょうね。
こんなに身近にあるんだけど。

今年、留萌本線が開通100周年の記念すべき年を迎えました。
でも100年経ったのは深川から留萌までの間のこと。
留萌から増毛まで開通するのは、その後10年の歳月を要しています。

これから10年。
どんな風景が待ち構えているのでしょうか。
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VOICE

2010-11-08 08:00:00 | イベント
暑寒別岳はマチのほとんどのところから見ることができる山。
でも、写真に収めたいと思うワタクシ的には、電線が入っていたり、手前に建物がたくさんあったりと、生活感あり過ぎの山になっちゃって、なかなかいい絵にならないってのが、ちょっと不満なんです。

最近の山は、雲がかかることが多くて、全景が見られないですねぇ。
何となく空に薄い雲が張りつめていたときの暑寒別岳。
結構くっきりでしたわ。
よしよし。



北海道出身の男性デュオ「VOICE」。
彼らとの付き合いは、いつ頃から始まったんだろう。
去年はちょっと都合がつかなくて、増毛でのライブができなかったんですけどね。いつもは寒くなりかけの今ごろ。

彼らのステージ。
双子ならではのハーモニーが好きなんだなぁ。
そして、たまに笑いも散りばめてくれるトークがおもしろい。
ちょっと早口ですけどね。

歌は…。
いいに決まってるじゃないですか。
しかも上手いし。
バラード系かな、リズミカルな曲もあるし。
代表的な曲は「24時間の神話」。
今聞いてもいい歌だな、って思えちゃう。
もうだいぶ前になりますが、昼メロの主題歌だったんですよね。
ワタクシもたまにカラオケで歌いますよっ。
だけど一緒に歌ってくれる人がいないとダメなんです。
デュエット曲だから。

これは前回のライブで買ったCDなんです。
「握手」
北海道限定販売品なんですよね。
どうです、このジャケット。
これに見覚えのある人は、結構な増毛ファンですよっ。



って、わかるわけないか。
これ増毛町の文化センターなんです。
前回は2008年11月に開催しているんですけど、その前の時のステージ写真が使われてたんです。
感動するわぁ。
また、いい絵で撮ってるもね。

そんなVOICEのライブ。
今年は12月18日(土)に予定しようと思っています。
詳細はこれから。
今は会場確保を終え、チケット料金と飲みものをどうするか、テキなところを検討中。
皆さんもお時間がありましたら是非。



何度目の時だったかな。
打ち上げで酔っぱらった勢いで、増毛の歌を作ってくれって頼んだの。
「よぉーしっ。」
力強い返事をいただいちゃったんですよね。
その次の時のライブステージが終わりアンコールがかかったところで…。



歌ってくれたんですよ。
増毛の歌。

「暑寒深想」
しょかんふそう…、って読むんですって。
暑寒の山を深く想う。
山というより、この地域全てのことを歌にしたという感じです。

ときには激しく、ときには優しく、海風のように奥深き人よ。
ときには厳しく、ときには眩しく、暑寒の山よ、暑寒の海よ…。
暑寒の川よ、って歌詞も入っていたような気がしたなぁ。

暑寒別岳は、ここ増毛の他にも雨竜町など複数のマチが共有する大切な自然の宝庫。

暑寒深想というタイトルだけだと、どこのマチの?
って聞かれそうですけど、歌を聴けば増毛だけのものだねって思うことができます。

ワタクシ、曲など作る力などありませんが、聴いて感動するのは人一倍。
故郷想いのVOICEが作ってくれた増毛だけのオリジナル曲。
今年もまた聴きたいです。

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