私にとって何日お休みが続こうが「関係ないね。」
なのだが、今月は夫の病院とか紅葉狩りなどあって
心の中で今日はまだ休みなのだと思って過ごしている。
私ばかりではなく年を重ねると体の調子がどなたにも
何かがあるようで私より若い方が痴呆が掛かってご飯の
支度も出来ないとかで昔義理の息子さんの看病したことを
繰り返し言っていてご主人が食事の支度をしていると夫が
聞いてきた。このご主人も私より1年前に脊椎の手術をされて
今も毎日電気をかけに通っておられるのに大変だと思う。
私だって夫にお願いしているのだから他人様の事を言う
資格などない。1昨日夫と一緒にマレットゴルフに行って
こられた方が、頂いたお菓子をお茶菓子にと持って
いってもらったら、丁寧にお礼の電話を下さって
今年の冬にお腹を大手術なさったことをお聞きして驚いた。
癌には間違いないのだが胃の上の方から臍を通って
お腹中に傷跡が残る手術だったらしく黄疸が出ていたと
言うから肝臓もだったのかもしれないが、それ以上
聞けなかった。それなのに夫の腰を案じてお礼方々と
電話を下さったそうで言葉の掛けようもなかった。
私の病気も知っておられるのでお互い今日と明日が
変わらずにいられたらいいね。
お互い大事にしましょうねといって電話を切った。
年を重ねれば何かしらあって当たり前だが、癌と名がつけば
ご本人は私が想像する以上にお辛かろうと思った。
私もこの病気で死を宣告されているが、腫瘍でも進行性の
ものと違うせいかそれともノウ天気な性格のせいか
そうか仕方ないなあと思っているが、そんな人の話を聞くと
きっと心がざわつくことだろうとお察しするが声の掛けようがない。
誰しもいつかはそんな日が来るのだがでも、デモであると思った。