Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

予言者

2007-11-06 18:15:49 | Weblog
 一週間ほど前の話。私が原動機付自転車で家路を急いでいると、突然、後ろからきた原付に追い抜かれた。何だよと思い確認してみると、その相手はオレと同世代とおぼしき女性。抜かれるとカーッとなる性分のこちとらは思わず小声で叫んだ。「このバカ女、警察にとっ捕まるか事故で死ね」と。いや、小声で叫ぶってのは矛盾だけど、感覚的にはそんな感じってことね。

 でね、しばらくすると捕まってたんですよ、ホントに。オレ、おったまげちゃった。ファーストインプレッションは「ざまあみろ」だったけど、だんだん怖くなってきて。死ぬ方が当たらなくて良かった、それがせめてもの救いだと。オレね、正直、金正日の辛さが少し分かった気がした。言ったことが全て叶ってしまう独裁者てのは、案外傷付くものなんじゃないか。

 ま、とにかくオレの予言は当たってしまうわけで、私の周りの人は私から恨みを買わない方がいいかもよ?なんて。


最新の画像もっと見る