「2015年もEXILEはすごかったな。派生ユニットも含めて、俺の周りにもファンだって人がたくさんいるもの」
「レコード大賞も獲って、本当に勢いがあるからね」
「だからEXILEもまたどんどんメンバーを増やしちゃったりして」
「ああ、前にもあったから」
「気付いたら“30万代目J soul brothers”なんて」
「ちょっと待て! 増やしすぎだろ!」
「成人男性の3人に1人がEXILEなんて時代が来るのかも知れない」
「来るわけないだろ!」
「そのうち国会で“少子EXILE化”が問題になっちゃったりして」
「意味が分からねぇよ!」
「池上彰が“10年後には1人の若者が5人のEXILEを支える状況になります”なんて解説をしたりして」
「するわけねぇだろ!」
「そしたらもうそこらじゅうでグラサンのいかつい男たちが踊っちゃってさ」
「嫌だよ、そんなの!」
「KAT-TUNの亀梨だけはなぜかそれを寂しそうに眺めてるっていう」
「やめろよ!」
「あとは個人的に印象に残ったのが酒鬼薔薇だな」
「ああ、本を出版したんだよね」
「俺も買って読んだけど、書いたのはゴーストライターらしいね」
「え、そうなの!?」
「被害者の淳君の霊が書いたって」
「本物のゴーストかよ! そんなわけないだろ!」
「我々より上の世代にとってあの事件は未だに印象深いよな」
「そうだよね」
「中学生が小学生の首を切って校門に置いちゃうという」
「ちょっと考えられないよね」
「これぞ本当のヘッドハンティングだな」
「違うよ!」
「淳君はさぞ優秀な人材だったんだろうな」
「だから違うって言ってんだろ!」
「あの事件がすごかったのは警察への挑戦状だよな」
「“さあゲームの始まりだ”っていう」
「どこかの会社が本当にゲーム化しちゃったりしてね」
「絶対に嫌だよ!」
「プレイヤーが操作するのはもちろん酒鬼薔薇で、子供を殺して校門に首を置いたらステージクリア」
「不謹慎すぎるだろ!」
「最初のステージは田舎の公立中学校なんだけど、クリアすると難易度が上がって、最終ステージは学習院の中等部」
「確かにラスボス感はあるけどな」
「今はソーシャルゲームの時代だから課金要素も用意して」
「どういうことだよ」
「ガチャを回すと色んな子供の生首がゲットできる」
「最低の発想だよ!」
「超激レア 芦田愛菜!」
「やめろよ!」
「鼻を垂らした小汚いガキが出てきたら心底がっかりしたりしてね」
「だからやめろって!」
「月に2回くらいレアリティの高い頭が当たりやすいイベントを催したりして」
「ああ」
「その名もヘッドフェス」
「ゴッドフェスみたいな言い方をするな!」
「ソーシャルゲームといえば俺もスマホを使い始めて3年以上経つけど、最近になって電子書籍デビューしたよ」
「へぇ」
「最初は携帯で本を読むことに抵抗があったけど、一度慣れたらすごい便利だよな」
「確かにね」
「今は学校の授業でもタブレット端末を使うそうだし、紙がこの世から消える日も近いのかも知れない」
「いや、さすがにそれはどうだろう」
「俺も昔はよく紙飛行機を作って遊んだものだけど、これからは“iPad飛行機”なんて」
「意味分かんねぇよ!」
「子供たちがバキバキ音を鳴らしながら必死に飛行機を折る」
「折れるわけないだろ!」
「飛距離を伸ばすために先っぽはちょっと折り曲げたりしてね」
「なんでそこだけリアルなんだよ!」
「ペーパードライバーも“iPadドライバー”なんて呼ばれたりして」
「おかしいだろ!」
「家庭内でもケチな奥さんが“iPadは1回10cmまで”なんてルールを作ったりして」
「トイレットペーパーは代わりが利くわけないだろ!」
「Siriに頼んで尻を拭いてもらえばいい」
「ダジャレか!」
「で、トイレを出る時は“サカナクション流して”」
「くだらなすぎるよ!」
「それからなんと言っても2015年を語る上で安保法案は外せないよな」
「すごく話題になったからね」
「要はこれって“アメリカ様、一生ついていきます!法案”なんだろ?」
「その表現には悪意を感じるし、色々な解釈もあるんだろうけどね」
「今はアメリカという友人だけだけど、そのうち友達の友達のためにまで自衛隊が派遣されるかも知れない」
「いや、それはどうだろう」
「つまり鳩山邦夫が総理大臣になったらアルカイダのために戦わなくてはいけない」
「おかしいだろ!」
「そうやって日本も色んな戦争に首を突っ込んで、世界中でドッカンドッカン始めちゃったりして」
「そんなことにはならないって」
「やがて自衛隊だけじゃ人手が足りなくなっちゃってさ」
「いやいや……」
「各家庭に“赤iPad”が届くっていうね」
「いい加減にしろ!」
「レコード大賞も獲って、本当に勢いがあるからね」
「だからEXILEもまたどんどんメンバーを増やしちゃったりして」
「ああ、前にもあったから」
「気付いたら“30万代目J soul brothers”なんて」
「ちょっと待て! 増やしすぎだろ!」
「成人男性の3人に1人がEXILEなんて時代が来るのかも知れない」
「来るわけないだろ!」
「そのうち国会で“少子EXILE化”が問題になっちゃったりして」
「意味が分からねぇよ!」
「池上彰が“10年後には1人の若者が5人のEXILEを支える状況になります”なんて解説をしたりして」
「するわけねぇだろ!」
「そしたらもうそこらじゅうでグラサンのいかつい男たちが踊っちゃってさ」
「嫌だよ、そんなの!」
「KAT-TUNの亀梨だけはなぜかそれを寂しそうに眺めてるっていう」
「やめろよ!」
「あとは個人的に印象に残ったのが酒鬼薔薇だな」
「ああ、本を出版したんだよね」
「俺も買って読んだけど、書いたのはゴーストライターらしいね」
「え、そうなの!?」
「被害者の淳君の霊が書いたって」
「本物のゴーストかよ! そんなわけないだろ!」
「我々より上の世代にとってあの事件は未だに印象深いよな」
「そうだよね」
「中学生が小学生の首を切って校門に置いちゃうという」
「ちょっと考えられないよね」
「これぞ本当のヘッドハンティングだな」
「違うよ!」
「淳君はさぞ優秀な人材だったんだろうな」
「だから違うって言ってんだろ!」
「あの事件がすごかったのは警察への挑戦状だよな」
「“さあゲームの始まりだ”っていう」
「どこかの会社が本当にゲーム化しちゃったりしてね」
「絶対に嫌だよ!」
「プレイヤーが操作するのはもちろん酒鬼薔薇で、子供を殺して校門に首を置いたらステージクリア」
「不謹慎すぎるだろ!」
「最初のステージは田舎の公立中学校なんだけど、クリアすると難易度が上がって、最終ステージは学習院の中等部」
「確かにラスボス感はあるけどな」
「今はソーシャルゲームの時代だから課金要素も用意して」
「どういうことだよ」
「ガチャを回すと色んな子供の生首がゲットできる」
「最低の発想だよ!」
「超激レア 芦田愛菜!」
「やめろよ!」
「鼻を垂らした小汚いガキが出てきたら心底がっかりしたりしてね」
「だからやめろって!」
「月に2回くらいレアリティの高い頭が当たりやすいイベントを催したりして」
「ああ」
「その名もヘッドフェス」
「ゴッドフェスみたいな言い方をするな!」
「ソーシャルゲームといえば俺もスマホを使い始めて3年以上経つけど、最近になって電子書籍デビューしたよ」
「へぇ」
「最初は携帯で本を読むことに抵抗があったけど、一度慣れたらすごい便利だよな」
「確かにね」
「今は学校の授業でもタブレット端末を使うそうだし、紙がこの世から消える日も近いのかも知れない」
「いや、さすがにそれはどうだろう」
「俺も昔はよく紙飛行機を作って遊んだものだけど、これからは“iPad飛行機”なんて」
「意味分かんねぇよ!」
「子供たちがバキバキ音を鳴らしながら必死に飛行機を折る」
「折れるわけないだろ!」
「飛距離を伸ばすために先っぽはちょっと折り曲げたりしてね」
「なんでそこだけリアルなんだよ!」
「ペーパードライバーも“iPadドライバー”なんて呼ばれたりして」
「おかしいだろ!」
「家庭内でもケチな奥さんが“iPadは1回10cmまで”なんてルールを作ったりして」
「トイレットペーパーは代わりが利くわけないだろ!」
「Siriに頼んで尻を拭いてもらえばいい」
「ダジャレか!」
「で、トイレを出る時は“サカナクション流して”」
「くだらなすぎるよ!」
「それからなんと言っても2015年を語る上で安保法案は外せないよな」
「すごく話題になったからね」
「要はこれって“アメリカ様、一生ついていきます!法案”なんだろ?」
「その表現には悪意を感じるし、色々な解釈もあるんだろうけどね」
「今はアメリカという友人だけだけど、そのうち友達の友達のためにまで自衛隊が派遣されるかも知れない」
「いや、それはどうだろう」
「つまり鳩山邦夫が総理大臣になったらアルカイダのために戦わなくてはいけない」
「おかしいだろ!」
「そうやって日本も色んな戦争に首を突っ込んで、世界中でドッカンドッカン始めちゃったりして」
「そんなことにはならないって」
「やがて自衛隊だけじゃ人手が足りなくなっちゃってさ」
「いやいや……」
「各家庭に“赤iPad”が届くっていうね」
「いい加減にしろ!」