Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

セルフ絞首刑

2013-02-03 09:15:03 | Weblog
 昨日「パワプロでもリアルでも完璧な奴には惹かれない」と書いたけど、何だか人間だものチックなことを言ってるな…ってふと思った。でも、僕は実は相田みつをがあんまり好きじゃない(笑)。

 いや、別にあの人の作品がどうこうではないんだよ。ただ、腹立たしいのは、俺の教わってきた教師に相田みつを推しが多くてさ。そういう教師に限って、俺が宿題を忘れた程度のことでグダグダ言ってくるんだね。おかしいだろ。つまづいたっていいんじゃなかったのかって。「宿題忘れたっていいじゃないか 人間だもの」と言える度量を持った奴がなぜいないんだって。

 俺は教師っていう人種がもう生理的にダメ。宿題云々は冗談としても、高校の頃、イジメの濡れ衣を着せられたことがあってさ。俺も当然歯向かうんだけど、そしたら学年主任に首を絞められちゃったんだよね。また同じ部屋にいた担任も助けてくれなかったから、マジで一時期は何もかも信じられなくなった。友人も家族も誰しもを疑うような時期が短からぬ期間あった。

 本当のことを言えば、俺は今でも人間不信なところはある。我ながら良くないと思うけど、周りの人にわざときつめの接し方をして、それを許してもらえるかどうかで自分への愛情を確かめる、みたいなことを気付けばしている僕がいる。そういう踏み絵チックな行為を挟まないと不安になっちゃうんだろうね。

 一度植えつけられたトラウマを拭い去るのは容易じゃなくて、自分のこういう性格を改める術が未だに分からない。他人を敵か味方かの二者択一でしか捉えられないから、味方だと思っている人にはとことん甘えてしまうし、敵だと思う人とは露骨に距離を取ってしまう。いい歳なんだからもうちょい大人になれよと自分でも思うのだけど、こればかりはどうにもならない。

 僕はいま確かに自分の手で自分の首を絞めていて、でもやっぱり誰かに助けてもらうことはできなくて、だから僕は今日もあの日の呪縛を解くことができずにいるのです。