ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

どんな形でも、生きる。

2020-05-29 22:06:47 | 猫病気

快晴。26-16℃

私は暑いのが苦手、夏日が近づくにつれて元気喪失。

 

 

昨夜、摘便してから、少しだけ日常を取り戻したように見える老猫。私も、猫が便秘どころか、腸閉塞起こしているんじゃないかと心配していたので、ホッとしている。

いつも通り、輸液、投薬、強制給餌、オムツ交換。

 

朝、朝刊と一緒に、例の話題のマスクが届いていた。

まぁ、比較してみると、市販のプリーツマスクに比べて、縦はともあれ、圧倒的に横幅が短いのだ。とりあえず試着せずにマスクの山に追加している、どうするかは今、思案中…。マスクに効果があるのは解っている。

冗談で、2枚でブラを作ると言っていたが、、、本当に布が少ない、古典のギャグの貝殻ビキニ並みにw

 

 

今日の猫は少しずつお通じもあって、私を目で追うので、やはり量は変われど「死ぬまで食べたいのか?」とか、「輸液が多過ぎる?、少なすぎる?」とか、投薬も嫌がるのに鼻が詰まるのでするわけで、苦悩しながらもお世話し続けている。

オムツ交換も、毎回定位置が決まらないで直すときにも、ぐったりするので「何度もやり直して可哀想だった」とか、「こんな姿になっても」とか、、、それはもう。

毎度、数時間ごとに、この手当てが、むしろ命取りになる、苦しませるんじゃないか?と、葛藤しながらする。凄いストレスだ。

ふと思う、

猫はずっと定位置に寝ていて、たまに寝返りしているくらいだ、私が近づくと起きる。クロとは仲良くやっている、だけど、猫はもう何も自分の事は出来ない。

「毎日、私の足元だけ見て(聞いて)、自分では8か月食べられないで生きている猫、生きていて楽しいのだろうか?」って。

クロが付き添ってくれているのだけが救い。本当に、お世話をするのが疲れてしまった。

お世話をしているのか、果たして苦しめているのか、はたまた、自分がサボりたいだけの言い訳なのか、もう訳が分からなくなった。

それでも、今迄の猫にもしてきた集大成をしていることは確かだ、他の猫は手厚くしてもあっけなかった、この猫が異常に頑張っているだけで...。

北九州の第2波の騒ぎをテレビで聞いて、さらに外出は控えている、

それがまた老猫ばかり見つめる日になっているし、また、ここまで結果的に頑張ったのだ、この猫を看取るまで、一つの塾は休もうと迷っている。

周りを見渡しても、今、何も明るいニュースが無いのも困ったものです。(芸能人のお家時間っていうやつに、興味がないのも問題w)

気を取り直して、ピルカッターが今後の介護の為に欲しかったので検索する、箱型のピルカッターでなく、錠剤を切るハサミというものを発見して、日本製だし、安かったので注文した。自分も今デカい錠剤があり、飲み込むのに助かるし、残りの猫3匹も助かるだろう。

また、もう外出なんか数年無いかもと思いながらも、、、そうじゃない、と、エアリズムを好きな色が売り切れる前にと、ネット注文した。とにかく私は夏に弱い。

まぁ、断捨離は進まない、洋服など消耗品はぼろと交換可能だが、外出しないと、慰めの本や楽譜とか、可愛らしい何かが目の前に置きたくなったり、変に便利商品とか細かい生活用品が増えていくものだ。

とにかく睡眠不足だった日々が、今現在、いっきに私を襲う、疲労感が半端ない。甲状腺機能低下症の酷かったころよりも酷い。

  

 

私が台所に立つと、寝ていた猫が首をもたげる。落ち込んだ目の奥が光る、タぺタムがキラリと反射する。

猫はあれだけ五月蠅かったのにもう鳴けない、声なき声で、口を開けて鳴いた...。

だから、やはり強制給餌を心で泣きながらして、

毎回、窒息や誤嚥で、あるいは腸閉塞で殺すんじゃないかというストレス下でやり遂げる。

 

  

猫がごめん寝の様に、顔をつけて寝ているのは呼吸苦が無い、リラックスしている、落ち着いている証拠だと先生は仰っていた。それだけが慰めだ。

お腹が一杯、そして小さな輸液瘤を持たされた老猫は、抵抗で疲れもあるだろうが、お世話後はこうやってトロトロ一日している。通りすがりに、私が撫でると喜ぶ、昔の様にお尻を上げようと努力もする。

そして、今も、枕に身体をもたれさせながら、これを書いている私の足元で、頭を私の方にもちあげて、椅子に座る私の後ろ姿を見ている。

私の組んだ足を、私の一挙手一投足を、とても素晴らしいものでも見ているように、枕で体を支えながら、一生懸命、落ち込んだ眼で見ている。

嫌な事も一杯するが、楽しかった事も、一杯記憶に焼き付けておいて欲しい...。

 

 

 

 

 

※まさに次女のこの私ですわ。

「老後の親は長子が世話」激減で4%…読売世論調査
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/20200528-567-OYT1T50327

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