ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

一年の半分が過ぎた。

2020-06-30 21:01:08 | 猫病気

多忙につき、メモです。

 

◆6月26日(金)一日中曇り。30-20℃

相変わらずの毎日が続く。

昨夜から老衰猫は元気を取り戻してきつつあり、一日の最後の強制給餌後も、一晩中起きており、階下で「餌だ」と騒いでいた。

朝、久しぶりに階段を上って私を起こしに来た時は、数か月前にまきもどされたビデオを観ているような気がした。

老猫は随分動けるようになって、餌の器も覗く。しかし、決して食べることは出来ないし、トイレで以前よりは倒れなくなったが、トイレ介助や摘便もしてあげなくては、やはり自力では何も出来ない。

猫カリシで、そげた唇が盛り上がり、毛が生えてきて、鼻くそも鼻水も消えて、かわいらしい顔になってきた。まだ涙の流れた跡が、剥げているが。

器用な寝方をしているw

とにかく猫は、ふらふらと、無駄な徘徊を始めた。折角入れたカロリーが勿体ない。

 

人の方は、曲がったキュウリの漬物、夏野菜の漬物の時期。若い時に、笠間のお土産で買った、この漬物の容器とは、一生付き合っていくのだろう。

猫の流動食のために一日中台所に立っているのが辛い、飼い主は食欲が消えている。

猫は半端なくお腹を減らす。

深夜まで、猫の給餌のために起きている日々。

 

◆6月27日(土)一日中曇り。31-21℃ 湿度80%!とにかくだるい。

猫は全介助だが、何故かだんだん気力満々に、再び騒がしい猫に戻りつつある。流動食を作っている間も待ちきれなくて、一階で、猫の目の前で、私が食餌を作っているのに、、、

私の2階の寝室まで、そこには居ない私を呼びに行く。面白い脳をしている。一階で準備を終えて、2階で、居ない私を探している猫を、また階下まで連れ戻すのが大変だ。これを一日何度でも繰り返す。

とにかく動けなかったのが、再び、階段を上り下り出来るようになったことが驚きだ。

お腹いっぱいになって、寝てくれると天使である。

今日はレッスンの日だ。

新しい洋服をおろした、少しクラッシックな色、カメオのブローチなどが似合いそうな、そんなベージュがかった古典的な無地のトップス、ホイッスラーの絵を意識した。そしてギャザーたっぷりの黒のボトムス。これらはバイオリンには似合う。

髪をきつく縛り、前髪はカチューシャで全開に、しかし、湿度80%にマスク着用はやはり暑いのだ。目に汗が入り、それがしみて痛い。コロナウィルスは目からも、という、顔はこすらない。

途中、本屋による、山積みにされたカミュ「ペスト」、残り少ないデュフォー「ペスト」どちらも欲しかった。そして一旦は手に取ったが、「これだけ発売されているのだ、いずれ大量に出回る古本でいいか。」と、購入せず。

到着。

時間まで、しばらく先生の超絶技巧をうっとりと聴いている。

ハイドン2曲をおまけで合格、そして難しいスケールの宿題。

待ち望んだレッスンはあっけなく終わる、物足りない、そして、何故か、今日はとても疲労感に包まれた…。きりがない難解なものに向かってつき進んでいる。

街を少し散歩し、食材を購入して帰る。ついでに不二家のシュークリームも。

お店の、ツバメにたいする心遣いが嬉しい。

疲れは取れない、帰宅するなり、老猫のお腹が空いたコール、お世話が延々続く。今日やったところの復習がすぐに出来ないのが辛い。

とりあえず、一日が終了。

 

◆6月28日(日)午前中は大雨。25-22℃

雨の日の猫は眠いはずだが、老猫だけが騒いでおり、何度も私を起こしに来る。輸液、投薬、トイレ介助、摘便、おむつ交換、、、

強制給餌をした直後からお腹を空かす、すざましい食欲、そして何故か多動。

ほとほと、こんな毎日に嫌になって疲れてしまった。そんなときに、偶然つけたEテレ「猫メンタル?」で『任務18年』(門田光代)という本の朗読を聞いた。

作家の愛猫が18歳でこの世を去るまでの話、途中からだったが、猫を想う飼い主の愛に何か救われた気がした。

私はあまりに看取りすぎて、このような優しい気持ちは、すでに過去のものではあるが…。(『任務18年』で検索すると沢山出てきます。)

今日も無事に終了。

 

◆6月29日(月)曇りのち晴れ。26-21℃

土曜日から薬が切れていたので、意を決してリウマチ科へ。お隣の東京のコロナ患者の増加数に驚愕、出来れば病院には行きたくない気分だ。

採血と検尿。

手の破壊が始まっている、手を使うほど破壊されるというし、コロナ禍でもう一段強い薬は使えない。副作用が危険だからだ。

手を使えないとなるとどうなるのか、そういう趣味に変えるしかないのだが。

あとは道具の持ち方が違っても、今のまま進むか。絵筆を腕に縛ったルノワールのようにね。

とにかく晩年の生き方を変えよう、しかしそれは猫が死んでからだ。私にはこの猫が重労働なのだ。現状維持で世話だけで9か月が終わった、今は何も進めない。

病院の三密どころではない混雑と、待ち時間、午後1時まで病院にかかり、ぐったり...。

勿論、ダンベル、猫の世話、練習、今まで通りにしている。帰宅してから猫の毛布も洗う。

猫は甘え切っている。飼い主を信じ切って、頼り切っている。

梅雨時に猫のアンダーコートは良く抜ける、

今回クロの抜け毛は凄いが、見ていたもじゃ公もブラッシングをねだりにくるなど、全介助に近いくせに、普段のように振る舞いはじめた。

猫は多分私から離れる気などないし、昔、ファラオの墓に、奥方や猫迄が道連れで殉死したように、この私を殉死させる勢いで私を使用しているとみたwww

今も、これを書いている途中で大騒ぎしている、ある程度のまとまった時間が取れないのが、解放されないのが辛い。

  

 

雨になるかと思ったら、綺麗な半月。

今日も無事に終わった…。

 

◆6月30日(火)曇りから大雨へ。29-22℃ 湿度の高い日が続いている。

各地の雨量と、主に関東のコロナ患者数を憂いでテレビを観ている。深夜から明日の朝までの雨量が心配である。

今日も猫は元気、ただし全介助なのは変わらない。その元気は飼い主を助けない、無駄に元気なだけだ。

6月も今日で終わり。何も成し遂げない日々、音楽は一ページごとに難解になり、もう一つのやり始めた学びはコロナで自粛、コロナの自粛、情報で鬱気味、県、市でも、毎日患者が出ている。

そして、訴えの異常に多い、絶対に死なないと頑張る猫の世話でDIYは中止の上、心も財布も時間も、くたびれ切っている…。そして苦手な夏が到来。

普通の生活に戻そうとしているが、現在、ネタは猫の介護しかない。

今日の老猫は異常に元気、そして凄い食欲、強制給餌の量と回数が増えた。

給餌をしても、今までの時間より早くお腹を減らし、ウロウロし、鳴かれる。大人しく寝てもらうのは、とにかく、人の都合の良い時間でなく、猫の都合の時間に合わせるしかない、そして大量に口に入れてやる事。一日中お世話して、不規則な生活で疲れ切っている。甘えて訴える鳴き声を聞くのが辛い。猫>人で回っている。

そういうわけで、この猫を生かすために、私は今生きているようなものであるw

 

早いもので一年の半分が過ぎた。

さぁ、来たる7月はどうかな?少しは計画していた事が出来るのだろうか…。

コメント (3)
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