ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

老い (摘便2回/1日)

2020-06-02 23:01:46 | 猫病気

曇りから晴れへ。27-20℃ 

どんどん暑くなる、暑い時のマスク問題で、「今度は熱のこもらないマスクが欲しい」と、マスク話題だけは事欠かない。

林檎はアブラムシ?によるウィルスで葉が縮れてしまったようだが、自然に任せる。

小さな地震があったり、コロナ禍の世相で心配事が絶えません、人類の歴史に残る、今は先が見えない毎日、地球上の死者の数!そして、やはり生活や心は影響を受ける、明るい事が全く考えられない。

その上に、15年近くともに暮らした元捨て猫、全く自力で経口摂取出来ない(でも飢餓感を訴える)猫の介護が8か月以上、今はとても明るい気持ちにはなれません。

また介護疲れしないようにと思ったり、言われても、飼い主以外、誰も介護する人はいません。飼育されていた動物は、飼い主だけが頼りです。愛情というより、良心、責任感、義務感で動いている。

とにかく、もうヘトヘトです、何十匹看取っても、今回のケースも過酷です。ここも、ただ最期の日々を綴るばかりになっています。

輸液、投薬、オムツ交換、強制給餌の呪文は続きます。

余計な仕事、Microsoftedgeを入れろと画像表示が来たので、誰でも良いので、今日は人に聞きまくったりwww

でもコロナ禍の下、本当にネットには強くならねばと思わされざるを得ない、これからは。患者数の多い地域では、もはや気軽に人に会えたり、直に相談出来ないのです、これが続くとなると。

 

さて、今日は、老猫の尿の量が減り、夜から朝にかけての尿が無く、乏尿の疑いと、輸液量に悩んだりしました。

そして、老猫の三回目の摘便をしました。

勿論トイレでなくても出来ますが、トイレに最後まで行くという意識があるので、そわそわしていたら運んでオムツを取ります。

とにかく支えて踏ん張らせます。

猫は老化により、後ろ足と腹部の筋肉が無いのと、血圧の変動で力尽きて倒れてしまいます。(亡くなる猫も多い)。そこを引き上げて、肛門括約筋の周りを押し広げて行くと、入り口まで来ていた便が取れます。あとはオムツをつけます。

 

落ち着いたら、強制給餌。

こうやって寝てくれると、「苦しくないんだ」とホッとします。

深夜近くも同じ摘便作業があり(4回目)、やはり、加速的に猫は悪くなっています。深夜も手当ての呪文は続きます。

 

私はふと、ローラ・インガルス・ワイルダーの、ブルドックのジャックの無くなる最期を、今日は思い出しました。

収穫の無い年に、家族全員がしょう紅熱にかかり寝込み、姉メアリーは盲目になる。

家畜のお世話もやっとこさ、今迄一家と旅をしてきた老犬ジャックにも世話が行き届かない。

収穫が無いので、一家は働くために旅に出るのですが、もうジャックは歩けない程老犬になっている。病気から快復したローラは、ジャックの寝床の毛布をいつもはたいて風に当て、綺麗に丸めてやると、ジャックはそこで眠るのですが、しばらくぶりに、それが出来た。

皆が病気の間、ジャックは自分で毛布を引っ掻き、作り直そうとしていたが、硬いたたみ皺が出来て毛布は丸まっている。

ジャックはローラが久しぶりに作ってくれたベットを大喜びでみていた、ローラは話しかけてやる、その晩、その毛布の上で眠ったまま亡くなります。

ローラは子供の時からいつもいたジャックが消えて、心がぽっかりと穴が開きますが、もう自分が小さな子供ではないと気が付く。

母さんの手助けして、盲目になったメアリーや妹の面倒をみようと心に誓う。

さて、老いた大人でも、ペットが死に行くのをじっと観察している状態におかれる事は辛いものです。今回の場合、8か月近くまともに睡眠が無いというのも。

何回経験しても、今、とても身体も心も、しんどいことは確かです。心が悲鳴を上げています。

今日は疲れ果てて書けないかと思いましたが、何とか、もじゃ公の記録を書けました。

 

※6月3日 追記

今朝から同じ年齢のみーみーぼーもトイレで倒れており、み―み―ぼー、クロは同年代の慢性腎不全で、輸液が必要であるし、闘病記録は続きそうです。

中年後期のきーじは小脳形成不全で初めから介助が必要、暫らくブログは休み休み書くことにしました。もしかしたらコロナの解決出来る時まで休眠するかもしれません。体調も悪く、読み専になるかもしれません。

皆様のブログは楽しみです、なるべく拝見し、訪問できるようにいたします。m(_ _"m)

コメント (9)
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