ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

梅雨の合間の青空

2020-06-17 23:24:34 | 猫病気

※非常に疲れており、メモです。休み休み書ける時だけ。(さらに色んなものをごちゃごちゃインストールして、もうパソコンが面倒くさくなっている状態w)

 

◆6月15日(月)快晴。32-23℃ とにかく日中、暑かった。

老衰の猫のお世話は続く、相変わらずきりのない強制給餌、投薬、輸液、トイレ介助とオムツ交換。

飼い主が夏バテしたら、今猫が困る、面倒を見る人が居なくなる、なるべく余分な事はしない、出来ないという、心理状態が続いている。

また、悲しい事があり、聞いてくれる友人がいるだけでも良い、そして体は年老いても、とにかく精神が強くなることだ。両方衰えては困る。

けれども、前向きにならずとも、もう気力が落ちるまで落ちてもいいのでは?、そういう気持ちにもなったり。(とにかく、その悲しみには死別以外の解決策もなく、希望が全く感じられない。)

猫が落ち着いている時は、なるべく寝た。三交代制勤務を一人でやっている気分だ。

この8か月以上の睡眠不足が、今じわじわと体と心に来ている。

   

 

◆6月16日(火)快晴。30-23℃ 今日も暑い。

「梅雨寒(つゆざむ)という言葉はどこに言った?」と思うほど。

猫の排尿介助と摘便をしていて、尻尾の付け根のカサブタに気が付いた。下痢の時になるべく綺麗に清拭してあげても長毛ゆえに完璧は難しい。

毛が固まった下は、皮膚がぐるりと剥けていた。慎重に鋏を入れて固まった毛を取り去った。お尻周りの毛も、少し短くしてからオムツを当てた。

抗生剤投与はずっとしているが、軟膏も塗る。

また、猫の乳がんや咽頭がんの自壊でも経験したが、浸出液をいくら綺麗にしても、短毛の猫でも毛が邪魔をするし、そもそも毛は皮膚を保護しており、矛盾するが綺麗に拭くためにそこを剃るのだが、人間の様につるつるにし、その後消毒しても、皮膚はとても荒れた。けものにとって、毛皮の毛は重要なのだ。

ただ、猫はこの数日、とても元気、気力がある。

ここ数日、ドライフードの器を食べれなくても覗いたり、餌を催促しによろよろと来る。

 

今年の麦の収穫と、日没。

    

なにくそ!と夕方から、力が沸き上がる。

日暮れに、表の公道の雑草(といっても、こぼれだねの花も含まれるが)を刈り、ずっと気にしていた道路の陥没を、残っていた「固まる土」で埋めてみた。それだけでもスッキリ。

一仕事を終えても、猫の介護は待っている...。

 

◆6月17日(水)快晴。29-21℃ 湿度が少なく、一日中暑いとはいえ快適。

相変わらず猫の介護で一日が終わりそうだ、これだけで疲れ切ったが、、、

少し横になって、庭仕事。

イタビカズラの壁面緑化を今年も切り詰める。自分がいなくなったらジャングル化して大変なので、もうやめるつもり。

 

今は疲れ切らない程度でやめておく、余力を残す。

猫が寝ていたので庭に出ていたのだが、案の定、猫は私を探していた。

何回か危ない時もあったが、また乗り越えた。

強制給餌と摘便、つまり上から下までボロボロの上、体中禿げているが、この気力は大したものだ。

餌を待ちきれないのだ。

そして、とても甘えん坊だったが、捨て猫が多くて多頭飼育で、さらに沢山の病猫が大変で、飼い主を独占できなかった。

今までの甘えたりない分、晩年の今、甘えつくしていると考えている。

  

国が違えば、犬や猫は食料であるし、この地球上で、この猫と私と出会ったことも、奇跡の一つなんだろう。(勿論、人との出会いもしかり)

命の最後のひとしずくまで、燃やし尽くす、私はそのお手伝いをしているに過ぎない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする