ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

原因解明と入院

2017-03-22 11:17:57 | 日常
快晴。






父はますます具合が悪いので、今日は午前中、国立の総合病院で検査、
その報告を待機して待っている。

そして、お昼近くから連絡が、有料老人ホームのスタッフよりはいって来た。
父の血糖値は700を超えており、即入院、(その他の疾患はまだわからないが、)
早速、インシュリンの投与を始めると。

そして、主治医のお話があるというので、2時に伺うように支度をする。

駅のホームにて、

上れば父のホーム、下れば自分の故郷だ。
どうして、両親に愛されなかった次女の私が、三十からずっと両親の世話をしているのだろう、
どうして、肝心な時にこう孤独なんだろう、

遠距離介護で何度も利用したが、お菓子の自販機が増えていた。




何故か石で遊ぶカラスちゃん。




父のいる駅に着く。




歩いて病院までたどり着く。

大昔、故郷の従弟が子供の時に、ここで心臓の欠損の大手術をして、従弟以外の子は亡くなったのだった。
時が経って病院は新しくなり、従弟も、私も、皆いい中年になってしまった…。

青空には桜の花が咲いている。




主治医には時間通りに会えた。

とりあえずは今の段階では「糖尿病の昏睡かな?」である。
血糖値が高いと、人間は水を体に溜めておけなくなるそうだ。
よって脱水も起こしており、また以前から腎臓の数値も悪い。
(浸透圧の原理、塩漬けの白菜、いや砂糖漬けの果物は美味しいが、
砂糖漬けの爺さんなど不味いだろう。)

とりあえず三週間の入院だとおっしゃる、
もう退院しても、以前の父のかろうじて自立していたところも、失われるだろうとも。
父が高齢ゆえ今晩亡くなる可能性すらある事を告げられ、
私からは、今後急変があっても(叔母のような)無理な延命はしないでくれと答える。
また、拘束の同意書にもサインをする。

入院の細かい準備、これでもかと様々な記入する用紙がくる、
その場にいた、父のお世話になっている有料ホームのスタッフ、ケアマネには本当にお世話になった。
心強かった。

それでも、病室で下顎呼吸のように大口を開け、脳卒中のような大いびきの父の隣で、
親子二人っきりになって、渡された用紙を記入したり、
何度も売店まで足りない物を購入しに行ったり、
激しい孤独と、自分が、そのいわゆる常識のある大人の年齢に達したのだと思わざるを得なかった。

父は大した変化もなく、こんこんと怖いように寝た。






起きている僅かな時は、拘束されているミトンを外そうともがいて、
それで、うんうんと力んでは、バタッと疲れ切って寝た。

また、注射の時だけ、「イタイイタイ」と子供のように叫んだ。

その繰り返しをしているうちに外は真っ暗になり、
700あった血糖値は349まで落ちていき、主治医の先生のお話では、
急速に落とさないで、これからは一々血液を測って、手作業的な管理をするそうだ。

面会時間を過ぎた頃、病室に再びケアマネさんと旦那が姿を現す、
父のケアマネさん、ナースからケアマネさんになった、まだ非常に若い方なんだが娘の私より、父親を大事にしてくれる。

高血糖が脱水になるのが非常に勉強になったと。
私は父が165cmで50キロ台、(今人生で最高に太っていても60キロない)、
退院出来ればインシュリン注射を打ちながらホームで生活するんだろうけど、太っていなくても糖尿になるのが怖い。
(旦那は182cm100キロなので自業自得だとしても。)
自分も調べなくてはと思う。
コメント (2)
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