ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

三茶でチャチャチャ

2015-09-28 23:34:27 | サンバ2015
サンバパレードといえば、反射的にタンガダンサーが思い浮かぶ。しかしイベントによっては、それが希薄な時がある。「三茶ラテンフェスティバル」がそうで、これはけっこうな数のサンバチームが出場するのに、タンガダンサーのイメージがない。
実際、ダンサーの数が少ない気がする。チームが浅草仕様で出るので、サンバ・エンヘードが中心になっているのかもしれない。
だが、サンバがあれば現地に出かけてしまうのが、サンバカメコの悲しい性だ。今年の三茶イベントは8月22日と23日で、サンバカーニバルは23日だった。23日にオレが出掛けたのは言うまでもない。

サンバは1時30分から。三軒茶屋の駅を降りて地上に出ると、戻る感じでサンバ会場のストリート(茶沢通り)に出た。
今まで述べてきたように、こういう場合、スタート地点は向こう側だ。途中でプログラムを入手して中を確認すると、今年の出場は5チーム。ラムズの参戦があり、これはうれしいサプライズだ。
そのままずーーっと先まで歩いていくと、1チーム目がスタンバイしていた。
フェスタンサで、1993年設立のチームだ。ふだんはあまり見ないが、三茶の常連である。
その手前には、お偉方が勢ぞろいしていた。この類のパレードにはよくある光景で、その傍らには、ピンクのタスキをかけた「三茶ガールズ」がいた。当然ながら美形で、彼女がタンガを付けたらカメコが殺到しているところ。
その後方には交通少年団が従える。実に健全な光景だ。

定刻にお偉方がスタートしたが、オレの目当てはフェスタンサのダンサーなので、オレは彼らを見送り、スタート前のダンサーを撮影する。これがカメコの正統な行動だ。
カメコはもちろんいっぱい。その異様な光景にウンザリするが、自分もその光景の一部なのだ。それがイヤならカメラを仕舞って帰ればいい。
フェスタンサ、スタート。オレは駅に向かって右側の歩道に位置する。この選択がけっこう重要なのだ。
綺麗なタンガダンサーを写真に収める。この瞬間がいい。





刀剣を持った女性ダンサーがいる。男性ダンサーはローマ人?仕様で、古代の外国人を模している感じだ。
もっとバシャバシャ撮りたいところだが、チームは意外にスピードが早い。パレードコースは数百メートルあるから長いほうだが、チームは15分ごとにスタートするから、どんどん進まねばならない。そしてオレたちカメコは、引き返すタイミングが重要となる。でもダンサーに引きずられ、つい先へ先へと進んでしまう。
中間地点に到着する。ここはかつてお偉方が座っていて、チームも立ち止まりパフォーマンスをしたものだが、今年はそれがなくなっていた。
結局オレはゴール付近までついて行き、慌てて引き返した。

2チーム目はピーラジールで、小規模ながらかわいいダンサーを揃え、バテリアもそこそこいる。しかし3チーム目がラムズなので、涙を飲んでスパーク(すれ違う)するしかない。
だが、ここでレモン色のダンサーに粘着するのだった。結果論ではあるが。

ラムズの元に向かう。ラムズもかわいいコばかりだが、オレ一押しは通称「黒ダンサー」で、ラムズの歴代三指に入る美形だ。腕にシャワー状?の飾りを付けていたが、これは月末の浅草仕様だろうか。
オレは黒ダンサーを撮りたいが、彼女は2列のあっち側にいるので、うまく撮れない。ここで歩道の選択を誤ったことに気付いたが、右側撮影はオレのスタンスだからしょうがない。気を取り直して、ほかのダンサーを撮影する。



沿道の客がどんどん増えてきて、先が詰まってきた。三茶でこのケースは初めてである。
オレの前にいたカメコは、裏道に舵を変えた。ええ!? 三茶で裏道を走るのか!?

<つづく…んだろうなあ>
コメント
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