三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

皆生温泉 潮風の足湯

2024年04月01日 | 鳥取県の温泉



鳥取県の西端にして、第二の都市である米子市。
岡山から伯備線特急やくもで2時間程で到着する。
霊峰「大山」の麓に広がる町である。

駅前から海に向かって車で10分程の場所、日本海沿いに皆生温泉は広がる。
いくつもの旅館が立ち並び、海を感じながらの温泉に浸かることが出来る。

皆生海浜公園内にある無料の足湯が「潮風の足湯」である。
海から50m位の距離だろうか。
その名の通り潮風を感じられる位置にあるが、手前に道路や駐車場があり、海を感じるという雰囲気ではない。

しかしながら、もちろん源泉かけ流しの湯が注がれており、足をつけてぼーっとするには最高である。

鳥取県米子市皆生温泉4−5
ナトリウム・カルシウム・塩化物泉(中性高張性高温泉) 3,800L/分(皆生温泉全体で)
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皆生温泉(混合貯湯槽20,22号) 汐の湯 ★★

2024年03月29日 | 鳥取県の温泉

鳥取県の西端にして、第二の都市である米子市。
岡山から伯備線特急やくもで2時間程で到着する。
霊峰「大山」の麓に広がる町である。

駅前から海に向かって車で10分程の場所、日本海沿いに皆生温泉は広がる。
いくつもの旅館が立ち並び、海を感じながらの温泉に浸かることが出来る。

汐の湯は日帰りの入浴施設である。平日の利用料金は700円。(土日祝は+100円)

ベイサイドスクエア皆生ホテルの浴場でもあるため、宿泊者はもちろん無料である。

ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性・中性・高温泉)の泉質で、塩分を感じられ、湯が肌にまとわりつくため風呂上りもしばらくの間は保温効果が素晴らしい。
日帰り施設でもありながら、しっかり海に面した露店風呂もあり、夜の潮騒の音、夏場には花火も見られるであろう。
石造りの内湯や樽湯もあり、バリエーションにも富んでいる。
満足度は高かった。

★★ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性・中性・高温泉)
鳥取県米子市皆生温泉4−21−1
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温泉津温泉 元湯温泉 ★★★+

2024年03月27日 | 島根県の温泉

「温泉津」と書いて「ゆのつ」と読む。

松江市や出雲市からはだいぶ西にある。
出雲市駅から普通列車で1時間20分ほど、特急でも1時間程度の距離である。
特急は通過するものも多いので注意が必要だ。
車では山陰道の温泉津ICが近い。

温泉津温泉街は世界遺産登録されている石見銀山の構成要素の一つでもある。
つまり、世界遺産の温泉と言って良い。

日帰り温泉はこの元湯と薬師湯の2つがあり、斜向かいの位置にあり非常に近いが、源泉が異なるため特徴も異なる。
いずれも最高のお湯であることに変わりない。

500円を支払うと初めてかどうかと聞かれる。
初めてと答えると、入り方を丁寧に教えてくれた。

・元湯には3つの浴槽があり、ぬる湯・通常・熱湯とあり、順番に入ること。
・ぬる湯で長湯はしないこと。
・熱湯は常連でも入れない人がいるほど熱いので、無理をしないこと。
この3つである。

熱湯は源泉かけ流しであり、源泉湧出位置から1m程度の場所にあるため、非常に新鮮な湯であるそうだ。
日によって色も変わるらしい。

筆者も3つの湯を順に試したが、熱湯には入ることができなかった。
46℃くらいのようであり、熱いよりも痛いと感じるレベルである。

通常の湯に数分浸かり過ごしたが、こちらも薬師湯と同等の非常に良いお湯で、あっという間に暖かくなりそれでいて疲れもとれる。
湯上がりの爽快感は抜群だ。
惜しげもなく最高ランク評価としたい。

なお、昔ながらの公衆浴場でシャワーはなく石鹸の類もないことを付記しておく。

★★★+ ナトリウムー塩化物温泉(低張性中性高温泉) 自家源泉湧出量不明
島根県大田市温泉津町温泉津
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温泉津温泉 薬師湯 ★★★+

2024年03月26日 | 島根県の温泉


「温泉津」と書いて「ゆのつ」と読む。

島根県松江市や出雲市からはだいぶ西にある。
出雲市から普通列車で1時間20分ほど、特急でも1時間程度の距離である。
特急は通過するものも多いので注意が必要だ。
車では山陰道の温泉津ICが近い。

温泉津温泉街は世界遺産登録されている石見銀山の構成要素の一つでもある。
つまり、世界遺産の温泉と言って良い。

薬師湯はその温泉街のシンボル的な存在で、大正8年築の建物を未だに利用している。
本物の大正浪漫建物である。
600円の入浴料は安く感じる。なお、石鹸の類はないので注意だ。

建物の見た目が特徴的なだけでなく、温泉津温泉は泉質が抜群に秀でている。
もちろん源泉かけ流しで、薬師湯の湯船の縁は堆積した温泉成分も厚く、独特な雰囲気を出している。
そして、入浴してすぐに直感的に“体に良い”と感じる湯である。
あっという間に体が温まるので、長湯をしないように説明を受けるほどである。

筆者は10年ほど前に一度訪れているのだが、その時の感動が忘れられず二度目の訪問となった。
文句なしの最上級評価である。

★★★+  ナトリウム一塩化物温泉(低張性中性高温泉) 自家源泉湧出量:不明
島根県大田市温泉津町温泉津
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沖縄逸の彩ホテルの足湯

2024年03月09日 | 沖縄県の温泉



おそらく那覇市内唯一の足湯である。
那覇の目抜き通りである国際通りに近い。

ゆいレールの牧志駅からすぐの「沖縄逸の彩(ひので)ホテル」の敷地内にある。
無料で利用できる。

筆者はだいぶ歩いた後に利用したため、足の疲れがだいぶ和らいだ。
塩化物系の温泉であり湯の暖かさが残るはずだが、残念ながら非常にぬるかった。

都会の真ん中にあるのに地味な存在なのが、少々もったいない。

なおホテルに宿泊すると、この温泉を利用した屋外のプールを利用できるとのこと。
また、プライベートバスのある部屋もあるようであり、じっくり浸かりたい場合には宿泊するしかないようだ。

泉質不明(塩化物系と思われる)、自家源泉湧出量不明
沖縄県那覇市牧志3丁目18−33
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純養褐層泉 桜館 ★

2024年01月20日 | 東京都の温泉

東急池上線の池上駅、蓮沼駅、東急多摩川線の矢口渡駅の丁度真ん中くらいにある銭湯である。
この辺りでは温泉が湧いており、総称して蒲田黒湯温泉と言われる。
桜館もその一つと言ってよいだろう。

ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)の黒いお湯は、
太古の植物の地層から湧いたとろみのある湯である。
なお、もちろん源泉風呂である。

町の銭湯としては非常にレベルの高い湯であり、満足度は高い。
この雰囲気を大事に保っていただきたく思う。

銭湯のため520円とリーズナブルである。
なお、シャンプーやボディソープは持参すること。

★ ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉) 自家源泉利用量:2t/日
東京都大田区池上6-35-5
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東京染井温泉 Sakura ★

2024年01月07日 | 東京都の温泉

山手線の巣鴨駅が最寄りである。
無料のシャトルバスが出ているが、歩いても10分かからない距離だ。

染井霊園の手前にある和モダンの落ち着いた雰囲気の施設で、道路より少し奥まったところにあるためプライベート感もある。
このあたりはソメイヨシノの発祥の地であるため、温泉名にも染井と入れたのだとか。

泉質は東京でよく見る琥珀色の塩化物系である。そのため、湯が肌に馴染みやすく入浴後の保湿効果は高い。

山手線の駅からたった10分ほどの立地であるため料金は高めで、平日は1,540円、土日は1,760円かかる。

1,500円以上出すため、欲を言えばもう少し建物がゆったりしていると良い。
限られたスペースのため、浴室もロビーも少し狭く感じた。

しかしながら、おそらく山手線の駅から一番近い温泉施設であろう。
その立地、ポテンシャルだけでも価値観があると感じた。

★ 含むヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
東京都豊島区駒込5−4−24
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E.R.E宇品の湯 宇品天然温泉ほの湯 ★★

2024年01月03日 | 広島県の温泉

広島市内にある温浴施設がほの湯だ。
中心地の八丁堀から12番バスに乗り、20分ほどの「中国自動車学校前」で下車するとすぐ近くにある。
広島の乗り物といえば路面電車であるが、広島駅から宇品港行きに乗って「宇品ニ丁目」で下車し徒歩10分程度の位置である。

料金は平日は880円、土日は50円プラスで、露天風呂などに行けない料金設定もあり、こちらは480円となっている。

※施設パンフレットから拝借

よくあるスーパー銭湯であるが、露天風呂の一部が源泉かけ流しになっている。
少し油臭があり強い塩分を感じる湯が、ドバドバと注がれている。
肌にまとわりつき保湿効果は高い。

広島で数少ない温浴施設であるが、源泉があるしっかりした"温泉"であった。

★★ 含弱放射能(ナトリウム・カルシウム)ー塩化物強塩冷鉱泉(高張性・中性・冷鉱泉) 自家源泉湧出量350L/分
広島県広島市南区宇品東3−4−34
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御谷温泉 御谷湯 ★★★

2023年11月11日 | 東京都の温泉

錦糸町駅、両国駅、本所吾妻橋駅の中間くらい、住宅街にある銭湯である。
それぞれ歩いて15分程度であろう。
都バスの石原3丁目が最寄りであり、そこからは1・2分の距離である。

東京特有の黒湯に浸かる事のできる立派な温泉施設である。
5階建てのビルのようになっているが、あくまで銭湯であり、銭湯料金(520円)で入浴可能である。
4階と5階が週替わりで男女入れ替えになるようだ。
筆者が訪れた日は5階が男湯であった。

5階は、高温温泉(約43~46度)、中温温泉 (約39.5~42度)、低温温泉 (約25度)と3つの温度の風呂があり、好みの応じて温度帯を選ぶことが可能だ。
また、大人3人くらいが足を伸ばして入れる半露天風呂もある。
特筆されるのは、その小窓からスカイツリーが目の前に見られることである。
夜間であればライトアップもきれいであろう。

※御谷湯のすぐ近くからみたスカイツリー。半露天風呂からもこの距離感である。

和の雰囲気を存分に感じられ、露天風呂に浸かることができるとは思ってもいなかった。
湯上がりのしっとりサラサラ感は、都内とはいえ温泉をしっかりと感じられることができた。

立地、施設に加えて、スカイツリーを眺められるという特徴を考えると、コスパが相当良く、満足度はかなり高い。
三ツ星が適当と考える。

★★★ 黒湯(温泉法第2条別表中に示されたメタケイ酸の項で温泉法の温泉にあたる) 自家源泉湧出量:304L/分
東京都墨田区石原3−30−10
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月岡温泉(5号井,6号井) 清風苑 ★★★

2023年11月04日 | 新潟県の温泉

新潟県で新潟市内から一番近い温泉街だろうか。
新潟駅から白新線に乗り豊栄駅で降りると、各温泉旅館のシャトルバスが迎えに来てくれる。
自家用車であっても、新潟市内から40分程度だろうか。

越後平野が広がる景色を進むと、山の手前に突如温泉街が現れる。
硫黄の香りが漂うお洒落な温泉街である。
筆者はその中でも清風苑に宿泊した。

清風苑の温泉は5号井と6号井の2つの源泉を引き込んでおり、また源泉風呂と沸かし湯の2種類がある。
写真は源泉風呂の入り口である。

源泉風呂は、大人が20人程度入っても足を伸ばせるような大きな浴槽に加え、露天風呂もある。
露天は3,4名程度が浸かれるくらいだ。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、エメラルドグリーン色の硫黄の香りが強い湯である。
硫黄の含有量は日本トップクラスだそうで、湯上り後の肌のしっとり感、保温感は相当のものであった。
なお、硫黄の香りも肌に染み込み、1日経っても穂のかに香るくらいであった。

一方、沸かし湯はお湯が足されており、比較的硫黄を感じることもなく軽く温泉を堪能できる。
源泉風呂よりも広く、開放感はこちらの方が上であった。

あくまで温泉の評価であって旅館の評価はしないが、和風な館内で、ホスピタリティに満ち溢れた旅館であった。

筆者の経験の中でも、これほど硫黄を感じ、肌の仕上がりを感じた温泉はそう多くはない。
温泉好きであれば、間違いなく好きになる三ツ星温泉であろう。

★★★ 新潟県新発田市月岡温泉278-2
含硫黄―ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 源泉湧出量:581L/分(5号井,6号井合算)
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