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なんかこのー  Eso Que・・・ 

下手なスペイン語ですいません
Lo siento por los españoles poble

挑発しても反撃しない国だから

2013年11月25日 | 日記



シナに対しては、ずっと委縮した態度を脱することができない情けないわが日本国は、金を強請(ゆす)られようが、靖国参拝から始まり教科書にまで難癖をつけられ、挙句の果ては尖閣列島がシナのものだと、吠ざきはじめられる始末。

この日本の領土に、勝手に侵略しガス田を掘削して、石油や天然ガスを盗掘し、海上保安庁の船に体当たりまでしといて、原因は日本が作ったと嘯(うそぶ)いたり、数十機の戦闘機や戦艦を領域ぎりぎりまで侵入させ、複数の潜水艦は領海内を我が物顔で航行し、武装した公船を尖閣まで毎日侵入させて、世界に向かって「尖閣や沖縄は日本がシナから盗んだものだ」という大嘘を平気で言いふらすのに、わが日本はなにひとつ反撃できない。

しかも今度は、挑発に対して黙っていれば、日本国の尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を勝手に設定した。そこまで日本との衝突を望んでいるなら、自衛隊の実力をとことんシナに知らせてあげたらいいと思う。そこまでやらないと、このシナや朝鮮の国は、日本人の本気度が分からないのだろうから。

とにかく軍事力が弱い国は、いくら何かで防ごうと思っても不可能なのは、外交は力だということが、戦後60年以上の経験から日本は嫌というほど味わってきているはずなのに。ここまで図に乗ってきたら、政府も腹をくくって軍事力で制圧するしかないだろう。


【防衛大学校教授・村井友秀 日本は中国の「贖罪の山羊」か】 
 《国内矛盾転嫁に最適な尖閣》
 長期にわたる反日教育の結果、9割の国民が嫌っている日本は、その怒りの矛先を転じる「贖罪(しょくざい)の山羊(やぎ)」(スケープゴート)として最適の国である。
 国民がよく知らない国をスケープゴートにしても国民は盛り上がらない。強大な軍事力を持ち、挑発するとすぐ反撃してくる攻撃的な国家も危険過ぎてスケープゴートには適さない。平和憲法を持つ優しい日本は、安心して挑発できる格好のスケープゴートである。戦争すると負ける可能性の高い国は、スケープゴートとして不適当である。

 《挑発に強く反撃できるのか》
 このような枠組みの中で、日本が中国の使いやすいスケープゴートにならない条件とは何か。
 良いスケープゴートの条件は挑発しても反撃しない国である。中国の高校の教科書には、19世紀にロシアの軍事的圧力の下で結ばれた不平等条約により、日本の国土の3倍近い100万平方キロ(尖閣諸島は6平方キロ)の固有の領土が奪われたと書かれている。ロシアは国民の敵意の対象として十分な資格を有するものの、強力な軍事大国でありスケープゴートにするには危険過ぎる。
 日本は、挑発には強く反撃してくる国だと相手が認識すれば、スケープゴートに適さなくなり、相手国のスケープゴート候補リストから削除されることになる。
 現在、戦場の無人化は、ロボット兵器の導入によって進められている。米国が近年、多用する巡航ミサイルは、有人攻撃機と同等の正確さで目標を攻撃できる無人自爆攻撃機であり、攻撃する側の人命損失ゼロを保証しての武力行使を可能にした。

 《戦場の無人化で危険な山羊に》 
 戦場の無人化は、科学技術に優れた豊かな国家だけが実行可能である。現代世界は、科学技術水準の低い貧しい国や武装集団でも、人命の損失を厭(いと)わなければゲリラ戦やテロによって大国に挑戦できる時代であるといわれてきた。しかし、戦場の無人化は、再び科学技術に優れた大国が戦場を支配する時代をもたらすであろう。

 核兵器と通常兵力の数がまだ戦場を支配している時代は、アジアにおいて中国は圧倒的な力を持っている。他方、核兵器を保有せず、国土も狭小で資源に乏しい日本は軍事大国になる条件に欠けている。しかし、パラダイムが変化する未来の戦場では、科学技術が数を圧倒して戦場を支配する可能性がある。「贖罪の山羊」が危険な山羊になれば、「スケープゴート理論」は成り立たない。(むらい ともひで)