貯食

要件や雨降り続きの空模様でなかなかりんご捥ぎが進まない。それでも気温が高いので何時もの晩秋の気候とは違う。ちょっとの日差しがあると濡れたりんごは直ぐに乾き収穫を急ぐ。今年の紅葉は美しく特にサクランボの紅葉は黄色になって圧巻。園地のより軸割れの多い、少ないは違いこの園地のりんごは少なく撰果は楽。

　鳥害の被害も何時もとは違い少なく正常果が多い園地。野鼠対策に根元に散布した除草剤の効果が表れ雑草は黄色になり枯れ初めている。散布しない場所は秋肥の効果が表れ青々と伸びて降雪前に又草刈をしなければならない程。

　今年初めての小さなアマガエルが枝先に刺さっているのを見て騒いでいる家内。前はりんごの葉摘みの時期あたりからバッタ、イナゴ、アマガエル等が所処の枝先に刺さっているのが多くあった。百舌鳥等の野鳥類が冬季間の餌不足時に食べる為の雪中では無く地上の木に刺して貯えている乾燥餌。

　変色して近づいて良く見ないと判別が付かない程の格好の餌。４本の足だけはしっかりして乾燥してサラミのようだ。猛禽類の鷹、ハヤブサ、百舌鳥が多く生息していると果実に被害を与える野鳥は少なくなる。この頃は果樹園の雀、ムクドリ等も少なくなった気がする。増えたのはカラス、猪で駆除に苦労している。

りんご

赤く完熟したりんごやっと1ケ所の園地を捥ぎ終わる。午後から降水確率は高く雨降る前に急いで収穫をする。玉廻し終わった後斑模様に着色したりんごだったが先週あたりの好天に恵まれ万遍無く着色した。

天気

暫く続いた雨降りの空模様朝から晴れ上がる。例年なら今のりんご捥ぎは冷たい北風で完全防寒着に頬被りをしてりんご収穫。今年は最低気温も最高気温も高くちょっと変な暖かい晩秋の天気。りんご捥ぎの服装も何時もとは違い軽装でも寒くはない。身軽な服装なので体の自由は効き仕事は捗る。何時もの気温より高めなので作業小屋に追塾して置いたラ・フランスも食べ頃になって来た。

　早目の希望者のりんご、ラ・フランスを顧客に発送した為収穫が休みになってしまう。催促の電話は暫く来ないので今度は安心して収穫に熱中出来る。明日辺りから天気予報も変わって傘マークがあるが気温は高いので暫くは雪は降らない。まだ残っている面積は半分位あるが安心して収穫が出来る。

　りんごの収穫が終われば後は例年のサクランボまでは販売する農産物は無くなる。ほそぼそやっている毎月の米の直販程度で農家は大変だが追われる農作業が少なくなる。毎日忙しい々と働く事が暫くはなくなり暢気に出きる。

　漬物用の青采の生育を見る事も忘れ、もう少しの頑張りだと秋晴の中りんご収穫を急ぐ。

直販

 

　気温は高いが今日も朝から雨降りで外仕事は休み。収穫して作業小屋に直販用として保管して置いた直販りんご。顧客からは余り急ぐ事無く完熟したりんごもそろそろ発送しなければならない。りんご単品だけでなくラ・フランスを抱き合わせての注文も多くあり撰果、選別はそれぞれ別場所でする。

　低温貯蔵庫から出して常温状態で追塾していたラ・フランス。手で触ったり外見から見ても大分食べ頃状態になって来た。撰果、選別、箱詰めは息子が専門にやっている。発送伝票整理等の経理は家内が担当。それぞれ分業して直販の準備をする。

　今の時期の雨空は農家は仕事が休みで在宅している。毎日忙しい我家で天気の良い日中は留守が多く雨の日は様々な来客がある。相手になっている家内はなかなか伝票整理が出来なくちょっとの暇を見つけては事務室でパソコンを打っている。収穫で忙しいかった撰果選別したりんごのダンボール箱、パックはまだ準備が整わない。

　ダンボールの大きさも様々で５ｋｇ、１０ｋｇ等、玉数の階級がいろいろでダンボールの大きさもまちまちで準備に大変。雨空でＪＡは休みで本所まで必要分をメモして購入に行く。暖かい晩秋の雨空で大分落葉も進んで里山の裸枝の雑木が目に付く。

　日中に来客対応は家内だけには任せる訳にはいかず俺もするので箱詰めは捗らない。午後から雨も止み青空が見えて来たのでりんご捥に行く。葉っぱは濡れてヤッケを着って収穫するが珍しい程気温が高い為汗が出る。園地でも軸割れ等の障害果を一事撰果をしてコンテナに捥ぐ。

　天気の悪い今の時季日昏が早く忽ち暗くなり外仕事は早目に切上げ帰宅する。作業小屋のシャーターを下ろして夕食前の撰果、選別でりんご単品の発送する。

農業祭り

 

昨日の朝は強い冷え込みで降霜で一面真っ白な地面。昨夜からの雨で今朝は寒い1日になるようだ。第３３回市農業まつりの開会式が9時より市役所正面で開会。制服に薄い防寒着を羽織って出かける。