農地

2014-12-26 04:11:37 | 日記


 毎年農作業が終了する今の時期から農地の賃貸借や売買の件で話題になる。今年は例年に無く米価に安値や果物の降雹害で農家の懐が寂しく売買の相談が多い。農家間での農地の売買は売り手が多く買い手を探すのが難しい。
 数年前までは農地を貸したいから作り手を探すのに奔走していたがこの頃は売買の話題が多くなる。これまで農業をやって来た高齢者は体に限界が来て出来なくなり農業の後継者がいなくなった。
 昔は農業は親や地元の年配者の農作業を見よう見真似でも出来た。いろんな集まりでも同じ農業仲間が多く、通勤者は休日には農作業を手伝いそれぞれ共有する農作業の話題が多かった。話題の中に入って話を聞いていると農業にも自然を関心が湧いていた。挨拶も空模様から始まり自然と農作物の生育状況や作柄だった。農作物は品質より量を多く収穫出来ればよかったが飽食の時代になり安心、、品質、美味しさ、安価の競争で片手間農業では経営胃は難しい。
 大半は通勤者で後は年金暮らしの住民で様々な集まりでも余り農業の話題は上がらなくなった。生計を立てるのが農外収入が主で無理も無い事で休日はユックリ趣味や外出で農作業は高齢者だけ。数少ない担い手にお願いするのも耕作面積のは限界で借り手が無く売買の要件が多い。
 底知れぬ農地の値下がり価格で買い手値段で交渉が進むので財産価値なんてなくなってしまう。これでは借金の担保物件には農地はならないのが当たり前。先祖伝来の農地でも農地の維持管理が出来ない状況では適正な価格なんてはいられない。売買斡旋も任せ切りにして置くと話は全然進行しない。年末休日に入り前に手続きの完了して置かないと1月総会には無理。
 朝早くから法務局から登記簿謄本、役所、売り手、買い手と急ぎ廻り売買の段取りつける。売り手は1人暮らしで平日の日中は留守の多忙な身、急ぎの要件で帰宅後夜に吹雪空に訪問し委任状を貰い、年末最終日買い手農家とやっと滑り込みセーフの契約手続きをする。

会議

2014-12-25 04:52:54 | 日記


 毎年年末にJA本所運営委員会が開催される。季節外れの小雨で先日までの大雪の道路の雪は消えて水溜りが出来る。この天気明日から又厳しい雪空になって積雪量も増える予報。各支所長、農事実行組合長、各支所婦人部長、他様々な生産団体長が本所会議室で今年事業報告を受ける。今年サクランボ販売もまあまあで順調な販売実績だったが8月の降雹害で秋果物の販売高は急勾配で11月現在の実績は低い。米価の安値で前払い金も安く厳しい年だ。
 いろいろ報告が発表されるが明るい話題は無い。それでも降雹害は酷くもっと果物販売高は低いだろうと思っていたが市内全域でなかったのでそんなに落ち込みはなかった。当地区は全域が酷い降雹害で年末にはいろんな生産資材、農薬の請求が来て支払いは大変。支払いは年明けにずれ込む農家も出て来る話。
 果物も米も農家の技術が悪くて販売高の減少では無く降雹の自然災害、豊作で在庫が増え農産物の需給のバランスの崩れからで農家からは質問は全然無し。変わりがないのは高齢者が毎年増えている年金だけは順調。
 今年は本当に大変な年だっがあまりの異常気象の連続や古米の在庫等で来る年も厳しい。来年はJA役員改選で女性部から2名の新人が推薦されて来る。男女共同参画で前期の役員改選時から準備をしてJA総代会で承認を得ているのでなにも質問、異論はなかった。例年本所運営委員会で次年度産米目標数量が報告されるのだがいろんな思惑があってかなかった。多分在庫米が増え産米数量割り当ては減るのは間違いは無いだろうと聞くだけやぼで敢えて質問は止めて帰宅する

蕎麦祭り

2014-12-24 05:29:26 | 日記
 

壮年会の年間事業の蕎麦祭りが開かれた。昔の敬老会での老人達を若妻、婦人会、壮年会等公民館関係団体が総出で臼で餅を搗いて招待した。アトラクションも有り幼児から子供育成会の協力での一大事業だった。招待者の老人達は暖かい搗きたての雑煮餅、納豆餅等の臼餅が美味しく好評だった。
 少子化で高齢者が増え若者達の職業は様々で各種団体の会員も減ってこの事業も継続出来なくなった。数年前からは事業と併せて青壮年会が冬季に老人達を蕎麦祭りの招待している。
 市の敬老会も段々と敬老者が増えて招待する年齢も上げているので蕎麦祭りの無料招待年齢も上げて来た。70歳から招待される年齢で一般客より早い時間帯の11時からで欠席者には各班長さんが打ちたて蕎麦を配達してくれる。蕎麦打ちの準備には昨夕から準備で夜遅くまで公民館は明るく電気が点いていた。
 楽しみの蕎麦祭り今朝は大雪で暗い時間帯から市道の除雪車で賑わっている。天皇誕生日の休日で各戸の序の口の雪かきは何時も時間でも静かで休んでいる。日中は雪も上がり初めて招待された蕎麦祭り早目に出かける。
 駐車場は空き場所が無い程で賑やかな蕎麦祭りで仲間がいっぱい板そば、てんぷら蕎麦等を食べていた。蕎麦打ちの青壮年会慣れたお客相手に手際良く出来たての美味しい蕎麦を配っている。受け付けでは蕎麦を家で食べるお客がいっぱい袋詰めで賑わっている。次から次のお客で長居すると座席が空かないので長話は止めて挨拶程度で帰って来る。

吹雪

2014-12-23 05:21:15 | 日記


 荒れ模様の天気予報で日中は時々吹雪き空。畑仕事は出来ず2015年農林業センサス経営体調査の件で市役所に行く。農政局の動態調査の他に農林業センサス統計調査に携わってから10年を超えた。
 最初は調査員を引き受けて合い間無く健康診断の人間ドッグで胃に異常が見つかる。ビックリして頭の中は真っ白、年末の時期で年越し後医院に行くと手遅れになって大変な事になってしまう。直ぐに近くの町医者に行き再診察してもらう。ドッグの診断と同じで異常ヶ所があり大きい病院を紹介して貰い精密検査が必要になる。
 町医者で朝一番に診察して貰い紹介状を持参して午後から大きい病院に直行して再度検査をする。同じ日にカメラ2回も飲んで診察するのは負担が大きいのでと断れた。敢えてお願いして検査をするが何処の医者の結果は同じ。 空き病棟があったのでここも無理に検査入院をお願いして診察をする。
 細胞検査の為結果報告までは日にちが掛かったが通院でなく入院していたお陰か結果報告は早かった。年明け早々賀正の名刺交換翌日には入院、手術の準備で忙しかった。術後経過もま~ま~で無理は効かないが野良仕事も出来る体調になる。入院期間は短く青白い顔、痩せ体で退院して調査員として客体を廻る。
 今回は3回目の農林業センサス調査に入り当時のいろんな事が思い出される。あの年も大雪で家族が毎日医院に来るのも道路は凍結して大変。果樹の枝折れ等の被害も大きく早春の果樹の木々の野鼠害も酷い物だった。昨日サクランボ幼木の根元開けをして安心して要件を足す。

サクランボ

2014-12-22 04:28:08 | 日記

 時々雨で真冬日も一休みでプラスの気温。退屈しのぎに通学道路沿いのサクランボ園地の積雪状況を見に行く。80アール程の広い面積を減反してサクランボ、りんごの果樹園に転作した。周辺の圃場は一面真っ白で近くの里山から降りて来た野うさぎの足跡が点々と付いている。
 道路沿いの果樹園の一画は雪が消え青々とハコベ等の雑草生えているのが見えて来た。近くまで行って車窓から良く見ると用水路から溢れた水が堰を越えてサクランボ畑に入っていた。例年今の時期水田の用水路には水が流れていないのだがなんかの都合で流れている。多分こんなに多い水量では水源の乱れ川の水取り入り口から流し入れているのだろう。
 先日からの大雪で除雪車の雪が用水路を塞ぎ溢れ出たのだ。上流まで徒歩で行き状況を見ても一面雪野原でどうする事も出来ない。急いで上流まで行くT字型の用水路の堰を板塞ぎ流れと止め大堰に流れを変えてやる。また戻って用水路を塞いでいる除雪の雪を取り除く溢れる水を止めてやる。
 サクランボ園地に酷い潅水すると酸素欠乏で簡単の枯死してしまう。特に高温時の真夏の溢れる程2日も潅水すると落葉して枯死してしまう。並びのサクランボの幼木園は一面雪だが大分雨の気温jの上昇で積雪量は減ってしまう。
 雪降る前の野鼠対策で根元明けが出来なく心配で正月前に根元を開けてやろうと考えていた。なんだかこの早い降雪は根雪になるようで幼木の根元明けをする。柄の長い道具を持って来て1本々根元の雪を投げて開けてやる。
 雪中からは青い雑草が千切れて土と一緒に雪上に上げてやる。積雪は15cm程まで減って簡単に根元明けは出来るが肩の痛いのと腰痛で慎重にする。密植している苗木なので本数が多くなかなか大変な作業だが翌春の野鼠害を考えれば我慢は出来る。