梅雨空の中休みのような青空でやっと天気回復が回復して来た。親類からまたサクランボ撰果の応援をお願いしてサクランボ捥ぎを始める。今月初めの入梅時に強風、雨でハウスのビニールが飛ばされ雨に当たってサクランボを捥ぐ。
再度ビニール被覆したハウスは新品のビニールではなく剥ぎ飛ばされた古いビニールと使ったので所処空いて空が見える。強風、雨の連続で高所作業は危険なので間に合わせの補修で誤魔化した。
他所から借りた園地で減反に植栽して周囲は水田だらけで風当たりが良い。ハウスは耐用年数も来てパイプの赤茶けて随所が腐れ掛けている。周囲にサクランボ園地が無いので結実が悪く大玉だがちょっとの降水で実割れが発生して収穫量は少なかった。
受粉用の異品種を高接ぎして4年目でやっと効果が表れる。剪定の仕方も変えて日当りの良い新しい枝を使って成らせる。毎年着果が悪かったので摘雷はしないで成り具合を見て来年からする計画でいた。気象に左右されるサクランボの結実で毎年博打のような気持ちで結実を状況。
今年は結実は良く大玉で着色が進んでこれまでない良いサクランボで安心する。雨当たりの酷い木は捥がないでビニールの被覆がされている所だけ捥ぐ。防鳥ネットは張らないが近くは里山でハヤブサ、鷹等の猛禽類が多いので鳥害は少ない。
未だ味は載らないが早捥ぎのサクランボでそれなりに美味しい。やっと天気が回復したと思ったら昼から強い雷雨でなかなか今年の天気は気ままで当てにはならない。