今のサクランボ収穫最盛期の週末は国道を通行する車両で混雑する。この時期になると昔 景気の良いバブル期を思い出す。まだサクランボの面積が少なく仙台方面からサクランボ狩りに来る来客で国道は大混雑で横断するにも大変だった。子供連れの家族がサクランボ園地を探して狭い農道まで入って来て捥ぎ取りをしていた。
国道沿いの園地にはサクランボ狩りの人の駐車で数珠繋ぎの狭い農道で通行するにも大変だった。内に入ってサクランボ狩りの車両でそれぞれの序の口を塞いで駐車していた。昼食時に見知らぬ他所の家族が便所を借りに来たり、帰った後のゴミ片付け等で大迷惑だった。
狭い園地の境界は分からず園主がテープを張ってり暴風ネットで囲ったりして見張りをつけて捥ぎ取りをしていた。中には園地で昼食をして食べた後の空き弁当にサクランボをいっぱい入れたりポケットや空き袋持参で持ち帰ったりのあくどい人達がいた。帰りの土産のサクランボも沢山買って行く客も大勢いて、折角の来客を人前であまり叱る事も出来ず見張り役の方は大変なようだった。
時代は変わり少子化の今は家族連れでも土産品の買って行くのは少なく観光バスツァも減って昔のような賑わいが無くなった。それでも週末のサクランボの収穫最盛期、昼食時に地元の飲食店に行っても満席で予約をしていないと空き席がない程。