幼木

2015-02-24 04:31:39 | 日記


 昨年の春ラ・フランスの成木が酷い胴枯れ病に犯されて急遽改植を行なった。改食事業に該当させていくらばかりかの助成金を貰ってサクランボの植える。佐藤錦は充分面積があるので今流行している紅秀峰を植える。成木になり着果し始めると急に樹勢が弱くなり枯死したりするので台木の強いコルト台を植える。
 くらいのビニールを巻いて置く。着果するまでは5~6年掛かるので途中病気は野鼠被害で枯死する苗木を覚悟で密植をする。全ての苗木が順調に生育すれが幼木での移植するだけで苗木代金が嵩むだけ。今の所枯死した苗木は無いが生育に乱れが出来て新しい枝の伸びが20cmくらい悪い苗木は3~4本あるだけでまあまあの生育だ。
 
 苗木の周辺は近頃の気温の上昇で融雪が始まり根元が見えて来る。それでもまだ土は見えないが忽積雪が消えて来る。雪下のハコベや様々な雑草が青く伸びて来る時期になった。土中の野鼠も繁殖期が近づいてくると動きが活発になり雑草を食べあさったり、幼木に地際周辺を表皮を齧り枯死させる。
 野鼠からの食害を防ぐ為に剪定しながら地際周辺の柔らかい積雪を踏み固めてやる。ズブズブ両防寒靴が全部中まで抜かる程多い積雪でなかなか大変で草臥れる。簡単な作業だがこれをやらないと後で野鼠被害で雪解けと同時に苗木が枯死して倒れてガッカリする。  特に春先に多い積雪で融雪が遅いと被害が多い経験がある。10アールに密植した幼木の地際は踏んでいたのでその後雪解けは早まる。雪解けと同時に今度は殺鼠剤を散布してやるだけの準備をして剪定の園地を移動する。

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