総会

2015-02-25 04:45:33 | 日記

 雨水も過ぎて暦の天気の如く気温が上がって来た。何時もより多い積雪の中ズブズブ抜かりながらの剪定作業は半端じゃないほど疲れる。農事組合法人山口組合の通常総会が午後J支所2階会議室で開かれる。今年で46回総会で役所、土地改良区等の来賓を迎えて出席者には記念タオル、小瓶入り地元のお酒を提供する。
 今年度は夏の降雹害、米価の安価で大変な組合員の懐。法人組合の機械格納庫兼事務所の屋根改修で出費の多い年厳しい決算になる。まだ農業高校卒業したばかいで方々で農業構造改善事業で近代的農業を目指し土地改良事業は法人組合が設立した。
 3ちゃん農業が流行して主流の養蚕から果樹栽培や酪農経営に転換が始まった。東京オりンピック、大阪万博等の準備で好景気冬場は出稼ぎが多かった。農業所得100万円の7桁農業を目指し農業専門だけでなく兼業農家が増えて高校卒業生も跡継ぎが少なくなっていた。我家でも同じく酪農、果樹、米作りの経営で苦しいながらも明るい夢があった。
 土地改良事業より1年遅れで設立した法人組合で面積50町歩くらいの小さい組合。組合員数135名ちょっとで1戸辺り4反歩にも満たない水田面積。沢水が水源で傾斜地、砂利田で山懐の圃場で米作りの条件は悪い。土地改良事業で農地を広く区画整理してそれに大型機械を導入して生産費削減して歩く農業から乗る農業を目指した。
 当時も米余りで古米、古古米で政府倉庫は何処も満杯で米の値下がりが始まって。それでも米は政府管轄で統制米で毎年米価運動が激しく行なわれていた。需給バランスを保つ為減反事業と隣合わせの耕起、代掻き、防除は全利用の法人組合設立。
 乗用田植え機の試作品が出始めたばかりだが大規模米作りは条件が悪く兼業や果樹、畜産を取り入れた多角経営を目指した。今から40数年前、当時の米価が今年度の価格で総会での厳しい質疑を覚悟しながら開会する。

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