土入れ

2019-04-17 05:16:25 | 日記

気温も上がり風も無く久しぶりな陽気で果樹の芽吹きが進む。スタッフ達はさくらんぼ摘雷が終りラ・フランスの摘芽で園地の移動をしてやっている。

水漬けしていたつや姫、ハエヌキの種子、育苗器で芽だしが終る。注文していた人工培土も届き急に午後から育苗箱に土入を行う。今年も昔ながらの育苗で稚苗を中古田植機で米作りをやっている。土入は家族3人で播種期を使い、育苗箱を流し入れる人、袋から土入れする人、箱を積み重ねる人等それぞれ連携して行う。

箱に敷く紙は数年前から使っている同じ古紙を使っている。新聞紙等の紙は苗の根が突き破って伸びるので田植えする時、箱から苗を取り出すに難儀する。びっしりと根が絡み簡単には箱から剥がれない。田植えする運転手に追われて苗を手渡す人はへとへとに疲れてしまう。

今使っている敷き紙は苗の根も通うさず破ける事も無く使った後水洗いして数年再使用出来る。ただ田植え時に苗剥がした後の処理が面倒で地べたに置いていると急な風で飛ばされてしまう。平らな圃場で水管理が楽は水田では直まきが流行している。

この辺の圃場では水持ちが悪く代掻き時には1本堰で水を流している。直まきの水管理はなかなか面倒で油断していると雑草が蔓延って大事になってしまう。直まき始まりの頃乾田直まきをしたが播種後の水管理が自由に出来ないのでヒエは伸びるやら鴨の食害が酷く2年で止めてしまった。これからは果樹の摘花、摘果、田植えと忙しくなって来る。


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