大型連休明けになると毎年サクランボの注文や問い合わせのメールが入って来る。サクランボの作柄はなかなか実の結実状況がはっきりするのが遅いので他所の果実のように判断が難しい。
早目の判断して後で不作で断りのお詫びで昨年は顧客に申し訳が無かった。サクランボの最盛期の注文の電話には断りの返事で難義した思いはまだ離れない家内。今年は開花期には気温が高く穏やかな気候でマメコバチ、蜜蜂等の訪花昆虫がブンブンを羽音が賑やかだった。乱舞する蜂類を見ながら今年の結実は多分大丈夫だろうと思っていた。
満開後の低温、強風、雨等で気象変動が激しくなかなか落花しない。一斉に開花してパット落花すると結実は良いのだがまだ白い花びらを落ちない。受粉用の佐藤錦より開花が2~3日早いナポレン等の品種は花びらが小さく実が付いていない。小さい実でも双子果が目に付いてなかなか正常果が見えない状況。
それでも連休明けになったら小粒の小豆大になって葉っぱの間から見えて来た。まだ雪解け前から花芽を減らして活力ある花芽で大粒のサクランボを目指して摘雷をして来た。他所の農家では降霜被害が心配で摘雷作業は途中から止めていた。
我家ではこれからの摘果作業はりんごの摘果が忙しくなる時期。サクランボが成り過ぎで後で摘果はりんご田植えが忙しく出来ないので摘雷をして来た。少し不安はあったが今の結実状況を見て一安心する。
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