毎年農業委員会の作況調査今年の行なわれる。昨年同様生憎の小雨空で市内14ケ所ほどの調査田に委員会員はマイクロバスで巡回する、委員会のほかにJA営農職員、市役所、県技術課の担当者はそれぞれの乗用者に分乗して調査する。巡回コースは最初東部地域の山間地から調査して平場地帯の穀倉地帯の圃場を見る。
曲がりくねった上り坂の県道を走って山手の集落に入る。数年前までは市の花いっぱい運動で道路両側にはコスモス等のいろんな花が植えられて綺麗に管理されて咲いていた。今年は高齢化が進んでか?何時もより少なく所処に自生していた。
それでも平場の地域より背丈の低い稲が少し小金色に入り頭を垂れていた。圃場にはヒエ等の雑草は少なく管理されて周囲の畔には被覆された白い電線が2段になって張られている。地上1mほどに満たない長さの杭に線が地面に付くと放電するので弛みなく張られている。線の雑草が接触すると放電するとこの電気柵が機能しなくなるので綺麗に畔草が刈られている。
勾配の強い段差の強い圃場で下畔は7mほどのあり中程に杭を打って草刈作業中滑り止めをしている。平場の圃場は狭い幅で傾斜も無く畔草刈りは簡単に出来るがこの地帯は大変な作業。
毎年この地帯の畔草刈りした後の管理された畔を見てビックリしている。中山間特別支払いの該当がなる程の傾斜の強い段々圃場。市内ではもう1ケ所このように支払い制度の該当地域がある。
耕作放棄したり畔の管理が徹底しないと土砂崩れで水田の機能が果たせなくなるので農家総出で農地を保全している。面積の収量も少なく維持管理費は嵩み、若い後継者は見当たらずいつまで米作りが続けられるのか地域も大変。
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