ラ・フランス

 

　さくらんぼの雨除けハウスのビニール剥がしやっと終った。高所作業で猛暑の中の作業は危険が伴い大変な作業だった。前はハウスの上でビニールを長い筋状結んで作業小屋に保管して２年間使っていた。保管して置く作業小屋には古いビニールが山積みになって邪魔になっていた。ハウスから丸めて結んで下の下ろすにも大変な作業で被覆するのも古いビニールを又ハウスに上げマイカー線で硬く結んで被覆していた。

その後は１年だけ使用して毎年ハウスの上でカッターナイフで長いビニールを持ち運びが出来るような適当な長さに切って下ろして資源回収に出していた。回収場所はＪＡの果物選果場に古いビニールを積んだ軽トラックが長い行列を作り順番待ちで並んでいた。それぞれの出す古いビニールを台計りで検査してお金を出して廃棄していた。

　その一方で業者が空き場所に回収籠を準備してそこに入れて置くと無料で運んでくれた。廃棄するビニールも１年使用で無く２年～や３年使い経費削減をしている農家が増えて来た。

それも毎年被覆して使ったビニールはハウスの峰伝いに丸めて束にしてしっかりマイカー線で結んで来年までそのままの状態で置く。それに太陽光線を避ける為に専用のカバーで囲っていた。カバーでビニールを丸めて束ねる作業も大変で裸の状態でカバー無しで来年も使用する農家が出て来た。