晩霜

2016-04-13 04:56:45 | 日記

 日中季節外れの吹雪空で寒い1日で翌朝の晩霜被害を心配しながら摘雷をする。余りの寒さでスタッフ達と一緒に摘雷作業は時間前に止める。JAの広報車で霜対策をスピーカから流しているがなかなか出来ない。夕食時の天気予報でも明日の朝は放射冷却でマイナスの気温で防霜対策を報じていた。

 深夜目が覚めて外の風の音を寝床で聞いていると僅かに風の音が聞える。朝方まで時々目が覚めて外の様子聞いていると相変わらず弱い風の音で予報よりは気温は下がらないのか?と少し安心する。寝床に休んでいても予報のマイナス4度ほどの寒さは感じない。

 玄関にある新聞受けに朝刊を入れる音に併せて起床して外の様子を眺める。一面真っ白な降霜を思い浮かべて作業小屋のトタン屋根を見たり地面の青草を見たりするがさほど変わった様子ではない。まずは一安心しながら茶の間で熱い朝茶を呑んで朝刊を読む。朝食前にまだ降霜が心配でサクランボ園地の鼠獲りのバッタを見に行く。

 サクランボ栽培の園地は防霜対策で灯油等燃やしたり等の見られなく何時ものと変らない。青い草の上は昨日の雪や霜で所処白くなっていた。やっぱり霜が降ったのだと一瞬不安になって側の水田の窪地の水溜りを見る。薄い氷が張って大分気温が下がっていたのだ。降霜被害は場所よって違うので一階には酷い被害とは言えない。

 

昨日は寒い吹雪空とはうって変わって朝から青空の穏やかな天気。摘雷しながら北風の幹に隠れた南面で芽がほころび白い花弁が覗いている芽を取る。青い芽の中の白い花びらをこじ開けて中のメシベの状態を見る。

 黄色にがかった薄青いメシベは健在で降霜害は無いようで場所変えて3~4ケ所の芽を取って見るがどれも同じで大丈夫のようだ。降霜害に合っても直ぐには枯死したのか判断は難しいがまずは一安心する。