サクランボ収穫初めてから１ケ月以上の日にちでやっと終わり今度はりんごの作業に移る。雨除けハウスのビニール被覆からだと２ケ月近いサクランボ関連の仕事だった。サクランボ関連作業に入る前にりんごの摘果作業は続けると後３～４日で終わる予定だった。 露地サクランボは色付きが始まり急な雨降りの天気予報。早出しサクランボは高価だが雨に当たると実割れで販売出来ない。急遽スタッフ一同収穫作業が始まりそのままサクランボの作業の葉摘み等に入った。毎年なんだかんだの問題が発生しての収穫時期だが天候次第でのサクランボの生育なのでどうしようにもならない。
昨年は結実状況は悪く収穫作業に入るのが遅かったが後半に入り日中の気温はそんなに上がらず夜温も下がる。病害虫の発生も無く実はしっかりしていて軟化は遅く品質は良く値段も下がらなかった。
今年は豊作気味で収穫作業は早くから始まり順調な滑り出しの収穫だった。それでも成り過ぎ状態で着色は遅れ気味で小玉で収穫最盛期にはイッキの熟期が進み軟化した。後半に入ってからはますます酷くなりいくら着色ご良く美味しいサクランボでも値段が持ち直す事はなかった。
１週間程の収穫作業に俄に雇用を頼むのも無理で豊作貧乏になってしまう。雨除けハウス等の高価な出費で収穫作業も雇用経費が多くなかなか難しいサクランボ経営。それでも春の収入源のサクランボを栽培していないと安心して農業経営はやってられない。
摘果作業の終ってない樹木には鈴なり状態で成っている。スタッフ達と遅れたりんごの摘果作業に汗を流して頑張る。庭の山百合は咲き始め季節は段々と梅雨開けが近づいて来る。