三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

もう、ソロソロ、「審議会」がら「ガバナンス」へ???

2007年06月13日 08時30分07秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「代表質問」。我が会派「新政みえ」を代表して70分間の質問を行なった。準備の段階では70分あれば、ナンとか予定をしている内容全部をソコソコ喋れると思っていたが、イザ、本番になるとヤッパリ、時間が足りなく、最後の「木曽岬干拓」はかなり大急ぎの質問になってしまった。
 この辺りの時間の配分は本当に難しい。何度、やってもその時の答弁や再質問の状況で変わってしまうし、とりわけ前向きの答弁が返ってこないときは、どうしてもムキになってしまい、時間が経つのも忘れてしまう。
 昨日も「新博物館構想」について、その政策形成手法を従来型と言うか?旧来そのままと言うか?旧態依然と言うか?相も変わらずと言うか?古色蒼然の「審議会」に諮問する方式から、知事得意の「ガバナンス方式」「共冶方式」・・・つまり、知事、議会、県民で一緒に構想を考え、決定していく方式に変えようと提案をしたが、マッタク箸にも棒にもかからない答弁が返ってきて、マタマタ、ムキになってしまい時間を浪費してしまった。
 今までも、「審議会」などと言う権威を利用することで、その実、事務局作成の台本どおりの答申をカモフラージュしたり、何処かのシンクタンク?にマル投げをしてつくってもらった「構想」をそれなりの手順を踏んだように見せかけたりしてきたキライがあるのではないか?と常々考えをばいたしておりましただけに、ヒョットすると知事も私の提案に賛成してくれるのでは?などと言う淡い期待を持っておりましたが、ものの見事にその期待は裏切られてしまいました。
 もう、ソロソロこんな政策形成の手法は卒業しないと、恥かしくって「ガバナンス」だの「共冶」などとは人前では言えないのではないかと思います。
 
 代表質問が終わって、控え室に戻り、一服をいていると「議長がチョッと来て欲しいと言ってます」との連絡。何事か?と議長室に赴くと「議会側で新博物館構想を考えるプロジェクトチームを作りたい」「ついては感性?豊かな若手を出して欲しい」との提案。
 当然、何の異論もないので、次の代表者会議に諮る事で意見が一致した。知事の考え、議会の考え、そして県民の皆さんの考えを基に、徹底、議論をして政策方向を決める・・・これこそガバナンスだと思うんですが???