三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

佐藤優さんに「控訴棄却」の判決!本当に残念!

2007年02月01日 09時13分04秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日の夕刻、議会から地元へ戻ろうと津駅構内に足を踏み入れたとき、構内に設置されているCATVのモニターに「佐藤優被告2審も有罪」のニュースが流れているのが目に飛び込んできた。
 慌てて売店で夕刊を買い、改めて読んでみると「高裁控訴棄却」と書かれている。おそらく最高裁での争いとなるとは思うが、無罪を信じていた一人としてまことに残念な結果となった。
 佐藤優さんは昨年、友人の紹介で私の「セミナー」の講師としてご講演をいただき、その洞察力や驚くほどの知識、博学ぶりに深い感銘を受けたところである。
 とりわけ対露外交の真髄と言うか?人脈作りの大切さや信頼関係醸成の意義など間違っても大学などでは教えてもらえないような、TVのニュース解説や新聞の紙面には絶対に出てこないような内容の話を聞かせていただき、外交の奥の深さに驚いたところです。
 佐藤さんのような方が日本の外交の中枢から外されることは、単に外務省の情報収集、情報分析に大きな穴が開くだけではなく、わが国の国益を考える上でも大きな損失であると思っていただけに、今回の「控訴棄却」は本当に残念なことだと思っています。
 しかし、あれだけの情報収集野力、分析能力をお持ちの佐藤さんですから、ご自身はヒョットするとこの「控訴棄却」なる判決などはとっくに織り込み済み?分析済みかもしれません。
 ソノ上で更なる戦いに挑戦すると決意されていると言うことであれば、最高裁での戦いは「国策捜査」の本質と言うか?裏と言うか?真実の姿を国民の前に暴き出すことに繋がってくるのでは・・・と期待をしています。

 いずれにしても真相は一つしかありません。日本の国益のためにも裁判に勝利して一日も早く復帰される事を祈るのみである。