三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

議会基本条例いよいよ佳境へ!!

2006年08月19日 07時25分56秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は朝から「議会基本条例検討会」が開催された。既に先の幹事会で示した第2次素案修正案を各会派で精査し、その意見を持ち寄り、すり合わせると言う「最終案」作成への詰めの作業と言うか?大事な段階に差し掛かってきた。
 この「検討会」に臨むに当たり、私ども会派のメンバーは開会30分前に集合。最終的な意見調整をするとともに、いよいよ仕上げと言うことで、文言一字一句に至るまで、細かく点検、検討をした。各会派で意見が分かれそうな文言もあるが、そこは徹底議論で乗り切ろう!との意思確認をしての「検討会」である。
 「検討会」では、マズ最初に私のほうから、前回の「第2次素案修正案」の要点やペンディングになっている部分について説明をさせていただき、次いで、各会派の「修正案」についての意見をお伺いをした。
 「新政みえ」からは打ち合わせどおりの意見が出され、「自・無・公」会派からはカナリ予想を超えた量の「会派意見」が初めて文書で示された。これも「勉強会」の成果か?
 「未来塾」からはいつもの様に律儀なよく精査された「意見」がこれも文書で提出され、この「検討会」も熟度を増してきたと言うか?内容の濃いモノになってきたと言うか?3会派の足並みがヤット揃ってきて、各会派の「議会基本条例」に対する熱意がヒシヒシと伝わってくるような「検討会」になったとの思いが自然と湧いてきた。
 とりわけ「自・無・公」会派からの意見のうち、「二元代表制」については県民の皆さんが読んで、すぐに理解が出来るように、もう少し詳しく書き込んではどうか?とか「議会と知事との関係」の章よりも「議会と県民との関係」の章を上にもって来るべきではないか?などナルホドと思うような積極的な意見も数多く出され、白熱した議論の中にも「より、良いものにしていこう!」との意気込みが感じられる充実した「検討会」となった。
 予定の時間をかなりオーバーしてしまうほどの「検討会」であったが、ホトンドの事項で3会派が合意をすることが出来、次回の「検討会幹事会」では「最終案」の「素案」を提示するとともに学識者からの意見聴取も同時に行なうと言うことも合意され、ドウにか、ナンとかゴールが見えるところまで漕ぎ着けることができた。
 後は法制上の文言の整理とパブリックコメントが残るだけであるが、「政治倫理条例」を同時並行で策定していかなければならないので、大忙しである。
 県民の皆様の「議会基本条例」に対するご意見を大いに期待するところです。

 もう一息!もう一息!忙しさの中にも充実感と満足感を味あう「検討会」でありました。