昨日、玄関のチャイムが鳴りました。
( 誰かな?)
私は、そ~っと廊下から ドアを窺いました。
ガラスなので
よく見えます。
ドアの向こうには、サラリーマンらしき人影が…。
いつも夫に 「 営業マンだったら、ドアを開けずに断りなさい。」 と言われていますので、私は少し遠くから声を掛けました。
「 はい?」
すると…
「 ナカヤマです。」
“ 中山さん ” という知り合いは居ませんので、おそらく営業マンでしょう。
「 どちら様ですか?」
「 ナカヤマの●●です。」
“ 中山さん ” ではなくて、“ リフォームのナカヤマ ” の●●さんでした。
もちろん知り合いではありませんし、リフォームの予定もありません。
「 どういったご用件でしょうか?」 と訊ねると…?
「 あ、お父さんかお母さんいらっしゃいますかぁ?」
…ありゃ?………子供と間違えられています…。
ここは、子供のふりをしておきましょう。
「 えっと…今、居ないです。」
「 あ、そうですかぁ~。わかりました。失礼しまぁ~す。」
……ナカヤマの●●さんは、去って行きました。
きっと子供…。
とっても大人…。
私は声が細くて高いので、昔は 電話などで子供に間違われていました。
でも、久々に間違われました。
何年ぶりかしら…?