goo blog サービス終了のお知らせ 

Ring☆Rang☆Rung!

ばかわいらしいもの・お人形・手作りetc.…そこはかとなく綴っています…

「「「 すみませ~ん!」」」

2010-06-09 08:58:57 | 日記・エッセイ・コラム
  
 先日の夕方…。
 私が一人でお家に居ると、ピンポ~ンとチャイムが鳴りました。
 玄関のドアのすりガラス越しに見えるのは、お子たちの姿です。
  はぁい? と声を掛けると、お子たちは言いました。
 「「「すみませぇ~ん!」」」
 ドアを開けると、小学校2、3年生位のお子たちが 5人並んでいました。
 「 あの~、バトミントンの羽根が庭に入っちゃたんです…。」
 なるほど、なるほど…。
  どの辺かなぁ?
 私は お子達と一緒に、雑草の生い茂る横庭へ行ってみました。
 探しても見当たりません…。
 一人のお子が言いました。
 「 屋根に乗っかっちゃったのかなぁ?」
 すると、他の子がお向かいのアパートの階段を上って行き…
 「 あった!」
 私も階段の上から確認してみました。
 庇の中程に、白いシャトルが見えます。
 庇の位置は高くて、下から手を伸ばしても全く届きません。
 脚立を持って来て、立て掛けてみましたけれども、やっぱり届きません…。
 お子たちの一人がお家から釣竿を持って来て伸ばしてみても…当然無理…。
  塀に登って、モップか何かで取ろうかしら…。
 子供の頃、塀登りが大得意だった私は、ふと考え付きました。
 塀に手を掛け、飛び乗ろうかと構えた瞬間…
  2階の小窓からモップを伸ばせばいいんじゃない?
 そう思い直し、2階へ…。
 窓からクイックルワイパーを伸ばして、シャトルを引っ掛けて…
  えいッ!
 「「「 あッ!落ちたぁ~!」」」
 無事、落とせました♪
 玄関へ戻ると、立て掛けていた脚立を持ったお子たちが並んでいました。
 「「「「「 ありがとうございました~っ!」」」」」
 私に脚立を渡し、ペコリとお辞儀をして お家の方へと元気に戻っていくお子達…。
 その後ろ姿を見送っていたら、ちょっぴり清々しい気持ちになりました。
 それにしても…… 脚立が駄目なら、塀登り! と考えてしまうなんて、お転婆気質は大人になっても抜けないものですねぇ…。
 夜、母と電話でそのことを話すと、 そうね。貴女はいつも塀に登っていたわねぇ。 と笑われました。
 夫に報告すると、 危ないから、止めなよ…。 と言われました。
 でもそれは、塀の強度が心配で 崩れたら危ないという意味で、塀に登れるかどうかの心配ではありませんでした。
  ビビリじゃないから、出来るのは分かってる。
 ふふふ…私のことを よく解っていますね♪
  ちょっぴり 登ってみたかったなぁ。 と思っていることも、きっとバレてるはず…。