先日、回覧板が届きましたので、次のお宅へ回そうと お家を出ました。
そのお宅は、急な坂道を下りきった先にあります。
急がないと…。
私は、ゴミ捨てなどのちょっとした用事で外に出る時には、いつもサンダルを履いて出ます。
いわゆる、お勝手履き ですね。
その時も、いつものサンダルを履いていました。
坂道を2、3歩下った辺りで、足元に違和感が…。
ふと足元を見ると、サンダルの踵が外れかけています。
パカパカと…。
「 あらら?」
ちょっと気になりますけれども、このまま届けに行ってしまおうと、さらに2、3歩下ると…
ズルルズルル…と引き摺る様になってしまいました。
「 ……。」
ほんの50m位なのに…どうしましょう?
少し悩んだ結果、お家へ引き返すことにしました。
お家までは4m。
歩数にしたら12、3歩でしょうか、その間にもサンダルは だんだんと壊れてゆきます。
お家に着いた時には、悲惨な状態でした。
見事に(?)
壊れています。
「 引き返して良かった~。」
あのまま坂道を下っていたら、途中で完全に壊れて、絶対 転倒したに違いありません。
勢い余って、坂道を転がり下りてしまったかも知れないのです。
ゴロリンゴロリン
ゴンゴロリ~ン
っとね…。
打撲業な私ですから、怪我をするのは容易に想像されます。
しかも、その時は短パンでしたし…。
『 蒲田行進曲 』 のヤスさんの様に、「 銀ちゃんカッコイイ~!」 では済まされないでしょう。
あぁ、良かった…本当に良かったです。
今回 壊れたのは、右足の方…。
先日 激突した右足、幼い頃に挫いて以来 弱点となった右足です。
夫に この話をしたら、「 サンダルが厄を持っていってくれたんだよ。」 と言われました。
考えてみたら、このサンダルは もう10年位履いていました。
寿命だったということかしら?
最期に厄を持っていってくれてありがとう。
お疲れ様でした。
ちなみにこの後、違うサンダルを履いて回覧板を届けました。
ちょっとビクビクドキドキしながら、坂道を下って…。