【 グイン・サーガ 】
最新刊 １２０巻
『 旅立つマリニア 』
前巻で、失われた記憶を呼び覚まそうと 古代機械に足を踏み入れたグイン…。
古代機械から出た後のグインは、記憶を取り戻していました。
けれども…？
古代機械によって、ある部分の記憶が意図的に消されてしまったのです。
古代機械 言うところの、『 当該ノ部分的ニノミふぁいふぁ・ぶれーんノでーたーヲ修復シマシタ 』 ……。
短い間とはいえ 一緒に旅をして来た、か弱きミロク教徒の女性・フロリーと その息子・小イシュトヴァーン（スーティー）に関する記憶も 一切失いました…。
グイン自身は そのことに気が付いていません。
スーティーは 母に連れられて、ミロク教徒の聖地ヤガへと旅立ちます。
一方グインは、己の国・ケイロニアへ向けて いよいよ明日パロを去ります。
…というところで、１２０巻は お終いです。
グインとスーティー…。
二人の運命が再び交錯する時は、来るのでしょうか？
グイン・サーガは、超長編小説…。
今後 書かれてゆくに違いない 第２世代の成長も、とっても気になります。
まずは、１２１巻を 楽しみに待ちましょう…。