Ring☆Rang☆Rung!

ばかわいらしいもの・お人形・手作りetc.…そこはかとなく綴っています…

百人一首

2007-10-28 09:28:48 | 

Photo_4 百人一首

 

 

 

 

 

 

 学生の頃、国語の先生は 授業の一番最初に、毎時間 必ず

百人一首の小テストをしました。

 先生が上の句のはじめの5文字を詠み、私達は後に続く句を 紙に書きます。

 10問出題され、答えを書いて提出します。

 そして次の授業で、採点された答案用紙が返ってくるのです。

 そのために、私達は皆 百人一首を暗記しました。

 そのお蔭で、私は古典の授業が好きになりましたけれども、

お友達のRちゃんはトラウマで(?)卒業するまで古典が苦手に

なってしまいました…。

 百人一首といえば、歌集としてよりも 歌留多としての知名度の方が高いかも知れませんね。

 日々、 秋の田の~ だの かささぎの~ だのと、ブツブツ念仏の様に唱えて 首を暗記する私を哀れと思ったのか、兄が

百人一首歌留多を取り出してきました。

 遊びながら覚えよう、という作戦です。

 かくして 我が家の毎日のおやつ時間には、百人一首歌留多

大会が催されることになったのでした。

 効果は絶大で、小テストでは 毎回良い成績を取ることが出来ました。

 でも、坊主めくりに興じることも多かったので、はたしてこの

歌留多大会が役に立っていたのかどうか、ちょっと疑問です…。

 

  ※ 坊主めくりとは、首を詠まずに絵札のみを使用します。

    裏返しにした札の山から、一人一枚ずつめくってゆき、

    自分の手札とします。

    をめくると もう一枚引くことが出来、

    坊主をめくると 手札を全て山へ戻します。

    札の山がなくなったら、終了。

    最後に手札を一番多く持っている人が 勝ちです。

    単純なルール(地方によって若干異なります。)ですので、

    大人も子供も愉しく遊べます。

 

Photo_5 蝉丸さん…。

 『 これやこの

    行くも帰るも

      別れては

  知るも知らぬも

     逢坂の関 』

 

 歌舞伎の 【 勧進帳 】 で唄われる長唄にも登場する首を詠んでいます。

 我が家の歌留多では 何故か むさ苦しい姿で描かれていて、

一番不人気でした。

 「 ギャ~!蝉丸が出たぁ~ッ!」 と、皆 叫んでいました…。

 

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