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Ring☆Rang☆Rung!

ばかわいらしいもの・お人形・手作りetc.…そこはかとなく綴っています…

♪バスコンサート♪

2007-06-06 10:34:09 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_802 幼い頃、兄と私が一緒に入浴していたのは、主に父でした。

 

 

 

 

 その時は 度々、歌唱指導の時間になったものでした…。

 父が私に…ではなくて、私が父に 指導するのです。

 憶えている中で 一番古い歌は、橋幸夫さんの 『 潮来傘 』 でしょうか…。

 ♪ 潮来の伊~太郎、ちょっと見なぁれ~ば~…♪

 『 潮来傘 』 を卒業(?)したら、北島三郎さんの 『 函館の女 』 。

 ♪ はぁ~るばる来たぜ、はぁこだてぇ~…♪

 何故 この選曲なのか、よく解りません…私が生まれる前の曲なのに…。

 『 函館の女 』 を卒業したら、森進一さんの 『 襟裳岬 』 。 

 ♪ 襟~裳の春ぅ~は~、あぁ~寒い~春ですぅ~…。♪

 父は 『 襟裳岬 』 には苦労した様で、ずいぶん時間を費やしました。

 さくらももこさんのエッセイの中で、入浴時に ももこさんがお父さんのヒロシさんに 『 襟裳岬 』 を指導したというエピソードがあります。

 やっぱりヒロシさんも なかなか覚えられなかったとか…。

 父が 『 襟裳岬 』 を卒業する頃に、私は一人での入浴デヴューをしましたので、父への歌唱指導は終わりになりました。

 ですから(?)、歌番組などで 『 襟裳岬 』 が流れると、父は うっすらと涙を浮かべます…。

 兄がバンドを組んでいた大学生の頃、お風呂でよく歌っていました。

 お風呂場は声が反響しますから 気持ちが良いのです…。

 お隣に住む従兄弟一家は、兄の歌声が聴こえると、

「 K平君の♪バスコンサート♪が始まったよ。」

 と言っていたそうです。

 今も、何処かのお家では♪バスコンサート♪が 開催されているかしら…?

 そして、お子達がお父さんに 歌唱指導しているかしら…?

 

Photo_803 しかし、何故 私の選曲は 演歌ばかりだったのでしょう…。

 謎です…。