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風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
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錯覚の中で生きるのが楽しみ

原発を拒み続けた和歌山の記録

2014-10-29 06:42:12 | 原発再稼働反対
和歌山へ来て40年以上過ぎた

生まれは三重県


同じ紀伊半島の東と西の端で過ごしてきたことに

大きな誇りが生まれた


というのも紀伊半島には原子力発電所が一基もない

ただ無いというのではない


大きな反対運動の末のことだ

ところが私はそんな反対運動があったとも知らずにいた


しかも和歌山県民性に私は大きな思い違いをしていた

おとなしく受動的なのかと・・・


そんなことはない

和歌山県民は誇り高き人々



明治時代にオスマン帝国軍艦エルトゥールル号が

串本町大島沖で遭難するという事件があった


夜中でもあり台風のさなかであるにも大島村民は

村をあげてその救助に尽力した


本州最南端串本沖の小さな島の中でのこと

人としての行動だったに違いない


人としての使命によって突き動かされるもの

台風や豪雨など尋常でない風雨にさらされている紀南人の


気概は神島や天神崎を守ったこと

原子力発電所建設を阻止したことに通じるのかもしれない


原発を拒み続けたということを知って

もう一つ知ったこと


A2-B-Cというドキュメンタリー映画と

イアン(監督と呼ばれたくないそうだから)カメラマン


原発事故で受けた福島の現状

ナレーションも効果音も使いたくないと撮影の画像と音声


意図的な感情移入はない

見た人のほんとの感性


日曜に映画を見て4日目衝撃は薄れたかもしれないけれど

心の芯で広がっていくものがある


自分は自分で意思表示をしなければならない

そうしないと大多数に含まれる


含まれるのがどうのこうのではなくて

意思に反したほうに向かっていくかもしれない


声に出さないと誰も感動しないし共鳴もしない

傷つくことが多いかもしれないけれど


当たって砕けろ

七転び八起きって諺まである






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