風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

6月23日沖縄慰霊の日に

2024-06-24 07:33:15 | こころ
6月23日沖縄慰霊の日戦没者追悼式で
高校3年生仲間友佑さんの平和の詩
「これから」が朗読された
☆☆☆☆☆以下
短い命を知ってか知らずか
蝉が懸命に鳴いている
冬を知らない叫びの中で
僕はまた天を仰いだ

あの日から七十九年の月日が
流れたという
今年十八になった僕の
祖父母も戦後生まれだ
それだけの時が
流れたというのに

あの日
短い命を知るはずもなく
少年少女たちは
誰かが始めた争いで
大きな未来とともに散って逝った
大切な人は突然
誰かが始めた争いで
夏の初めにいなくなった
泣く我が子を殺すしかなかった
一家で死ぬしかなかった
誰かが始めた争いで
常緑の島は色を失くした
誰のための誰の戦争なのだろう
会いたい、帰りたい
話したい、笑いたい
そういくら繰り返そうと
誰かが始めた争いが
そのすべてを奪い去る

心に落ちた
暗い暗い闇はあの戦争の副作用だ
微かな光さえも届かぬような
絶望すらもないような
怒りも嘆きも
    失くしてしまいそうな
深い深い奥底で
懸命に生きてくれた人々が
今日を創った
今日を繋ぎ留めた
両親の命も
僕の命も
友の命も
大切な君の命も
すべて

心に落ちた
あの戦争の副作用は
人々の口を固く閉ざした
まるで
戦争が悪いことだと
言ってはいけないのだと
口止めするように
思い出したくもないほどの
あの惨劇がそうさせた

僕は再び天を仰いだ
抜けるような青空を
飛行機が横切る
僕にとってあれは
恐れおののくものではない
僕らは雨のように打ちつける
爆弾の怖さも
戦争の「せ」の字も知らない
けれど、常緑の平和を知っている
あの日も
海は青く
同じように太陽が照りつけていた
そういう普遍の中にただ
平和が欠けることの怖さを
僕たちは知っている

人は過ちを繰り返すから
時は無情にも流れていくから
今日まで人々は
恒久の平和を祈り続けた
小さな島で起きた
あまりに大きすぎる悲しみを
手を繋ぐように
受け継いできた

それでも世界はまだ繰り返してる
七十九年の祈りでさえも
まだ足りないというのなら
それでも変わらないというのなら
もっともっとこれからも
僕らが祈りを繋ぎ続けよう
限りない平和のために
僕ら自身のために
紡ぐ平和が
いつか世界のためになる
そう信じて

今年もこの六月二十三日を
平和のために生きている
その素晴らしさを噛みしめながら
☆☆☆☆☆

この沖縄慰霊の日の詩の朗読を
矢田寺で紫陽花を見ての帰り聞いた

今も世界で起きている戦争で
親兄弟をなくし生きる術を失くし

絶望よりも深い
悲しみ憎しみの淵にいる人がいる

誰も望んでいないことの中で
自由を生きることさえ奪われる

私は紫陽花などを鑑賞に
古刹を巡りランチを楽しむ

外国人観光客も増えている
平和に暮らせる日常がありがたく

そして世界の戦争下で暮らす人々に
早く安心して暮らせる日常が来るように

平和の中にいる私たちに
ただ祈るばかりでない行動があるはず




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梅雨入りを待つ

2024-06-15 22:24:58 | こころ
田植え終え
梅雨入りを待つ棚田かな

雨を乞う
植えたばかりの早苗かな


梅雨を待つ棚田の早苗ただ細き
なす術もなく棚田を眺む


実家辺りに比べここら辺の田植は
1ヶ月半遅れて始まった

今日行った紫陽花寺の花達は
やはり雨を乞うていた

梅雨入りを待つ近畿夕方から
雨が降りだした梅雨入りだろうか

沖縄では集中豪雨
大きな災害が起きている

梅雨明け頃には各地で豪雨災害が起きる
近年の災害は大きく頻繁に起きる















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梅雨入りを待つ真っ赤な紫陽花

2024-06-12 12:41:50 | こころ
紫陽花に
こんな赤いのあったんだ~

保育園の駐車場の片隅で
真っ赤な紫陽花梅雨入りを待つ


仕事帰りに保育園にふたりの孫を
迎えに行くのが最近の日課

小さな孫のふたりでは一寸其処らへの
寄り道もチャイルドシートへの

上げ降ろしさえもそこら中に
あらぬ危険が潜んでいるから

職場~保育園~家のほぼ正三角形の
道のりを寄り道などほぼしない

その中でも
新たな発見がある

孫の成長は新たな発見の連続で
怒ったり笑ったり感心したりの日々








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空青く若葉の中の和歌山城

2024-06-10 22:07:23 | こころ
空青く 若葉の中の 和歌山城


立ち寄ったビルの5階の真向かいに
400年の昔今に残して


落雷や戦争によって何度か焼失した和歌山城
現存する天守は昭和33年に再建されたものだが

小高い岡の上にそびえていて
昔もこんな風だったのかなあと思える

和歌山城をはじめて見て半世紀
その違いを感じることは出来ない

昔の写真と比べれば
木々は随分成長しているのかもしれない

和歌山大空襲でこの付近は焼け野原となり
立派なお堀は熱さから逃れようと

人々は逃げ惑い
多くの人がお堀の水の中にも沈んだらしい

ああ今このときもウクライナやガザで
そのような状況が続いている

食べるものもなく
寝るところもなく

ますます戦況は悪化していくばかり
争いは人々の苦しみと憎しみを残すだけなのに






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つつじヶ丘テニス場

2024-06-08 17:29:31 | こころ
孫の打つ
テニスボールや
夏嵐


丘の上テニスコートに吹く風は
敵に成ったり味方に成ったり


孫が中学生になって1年
県大会に出場するまでに成長した

10人の孫の成長でばあ様の
楽しみが増えていく

半面
自身の体力の不安が増し増し













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免許更新

2024-06-05 23:12:53 | こころ
眩しくて
銀杏の若葉と青い空


78の誕生日の朝返します
運転免許年齢18~78才


高齢者運転の事故が増えている
昨日までなんでもなかったことが緩慢になったり

周囲への配慮が足りない不安を打ち消し
まだまだ大丈夫だろうと免許更新するとしたら

18歳で運転免許が取れるように
運転年齢に停年があっていいはず

自主返納はいつでも運転に不安に感じ
回復を見込めないと思えたとき

車の運転はいつ凶器になるかもしれない
18歳未満は運転できないように

68歳はまだ若いけれど高齢者教習受けて
78歳で免許の取り消し以後更新なし

いやいや自動運転だから大丈夫なんて嘘
どんな高性能の車でも思った通りに動かない

指示通りに動くのだし
何せその指示も怪しいものだ

自動車事故は被害者だけでなくその家族も
それに加害者家族の人生だって狂わせる

自主返納を待つのでなくて
定年制は絶対必要だと思う

私は考える
いつまで乗れるのだろうかと

きっとあと一回
もう一回あと一回と欲が出そうだ

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走れ!

2024-06-04 01:12:07 | こころ
目標を
手繰りよせる夏パリ五輪


いくつかの規定を超えた先にある
壁の向こうの最大目標


スポーツする者の最大の目標は五輪や世界選手権だろうか
好きであるけれどただの趣味ではない

追い込んで追い込んで自分自身との闘いだ
勝敗以前に自己記録との闘い

勝った負けたと楽しんでいたのは中高生の頃
いや高校生の頃にはもう闘いが始まっていた

孫はこの挑戦を楽しんでいるのかもしれない
自身を追い込むほどの何もなかった過去の私と比べ

今の若いものは生ぬるいなんてとても言えない
陸上三昧の大学生活にいながら

別の目標もしっかり抑えて卒業し
まだしばらく陸上に挑むようだ

孫はグダグダ考えない質であろうかいや多く悩んでいた
悩み考えながら定め動いていたのだろう

それにスポーツ勉学以外の大学生活も
十分悩み苦しみ楽しんでいたように思う




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睡眠障害

2024-06-01 03:29:20 | こころ
夜が更けて潮騒だけが騒ぎ来る


シャーシャーと年中無休の耳鳴り
床につくほど騒ぎ立てる


毎夜眠ることに苦しみ
悪習慣となってしまっている

ところでこの潮騒は季語といえるのか
だだの17音や31音の並び

潮騒や蝉の声なんかを耳鳴りの
表現に季語と置き換えるのもなあ

(潮騒やひとり静かに飲むワイン)
(潮騒やひとり静かに寝酒飲む)

耳鳴りに苦しんでるのを俳句とするには
耳鳴りに季節ないけど季語いるし難しい














コメント (2)
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