ぶれない

ぶれない
ぶれない

ぶれない
ぶれない

ぶれない
ぶれてばかり

桃の季節

桃山町は桃の産地

昨日
娘は彼と

高野山へ上ったらしい
その帰り

桃直売所へ寄って
(ジュース用)というのを

買ってきた
ところがこの傷物

見かけとは裏腹に
瑞々しく美味

この傷物は大当り
というものの

安いけれど
安いだけの値打ちも

無いものも多い
安いものを値打ちに

手にいれるには
それだけの目利きが必要

安物買いの銭失いなんて
ことわざもある

ひとつ

ひとつ
ひとつしか見えず

ひとつ
ひとつしかできず

そんな不器用な
わたしに

子どもが4人
孫が8人

あれもしたい
これもしたい

おまけに
欲張りで

ものが増え
ゴミとなっていく

ただでさえ整理下手が
歳とともにますます

もう混乱をきたす
あれを捨てようにも

これを捨てようにも
団栗の背比べ

要不要の境界なんて
引けるはずもなく

娘や孫と同じで
大切さはみんな同じ

比べられるものでない
ところが

みんなを捨ておいても
この子が大切な時がある

その時を見極め
心と時間とをかける

ところが
どんなに心を配ろうと

とんと
通じない時がある

まあ5年後10年後
分かる時がやってくる

それではちょっと
酷だけど

それも我が道
誰が通る訳でない

それに幸せは
幸せと感じたら幸せ

可愛い子には旅をさせよって
すっかり死語となった諺か

イエイエ今も十分通用する
冒険は楽しからずや

しっかり行きましょ
自分だけの道

進行

肩が凝る
腕が痛い

後縦靭帯骨化症の
進行

なにより老化
そんなとこだろう

24時間
私は私の

体と共にいる
喜んだり苦しんだり

泣いたり笑ったり
片時も離れない

無

なんにもない
なんにもないから

苦しい

だけど

なんにもないから
楽

なんにもないから
そこから始まる

だけど

なんにもないから
途方にくれる

はたして

そうだろうか

なんにもないから
思いのまま

なんでもできる
すべて

じぶんしだい

すり替え

こころの中で
すり替えた

あれとこれを
すり替えた

待てよ
こころの中でなく

頭の中で
すり替えた

もしかしたら
欲張って

あれとこれを
混在させている

その方が
都合がよい

くやしい

麻央さんが
亡くなったみたい


くやしい


生きることの
喜びと勇気

感謝とせつなさ
多くのことを


教えてくれた


たくさんの人の
願いと祈りは

届かなかった
悲しいけれど

こればかりは
しかたがない

祈る

心を込めて

祈る

どうか願いが

届きますように

心を込めて

祈る

尽くす

いい材料を使って
精を込めてつくる


精一杯の
心を込める


身の丈にあった
精一杯を込める


心を
尽くす

震える

震える震える
心が震える

例えようのない感動が
心を震わす

そして祈りを
捧げる

ひとつになるって
そういうこと

そこに生まれるものは
傲慢でなく

真実の感謝
でき沸くことへの

うらみつらみでなく
日々への感謝

自分の周囲への感謝
生かされていることの


ありがたさが身に染みる


優しいものに
触れたとき

優しさ返しを
自然と身に付けたい

いのち

写真家吉田亮人さんの写真展
falling　leavesというのを知った

吉田さんの従弟と祖母の写真展
日常の生活を写したもの

その日々のふたりの笑顔
孫と祖母が逆転したような光景

愛しくてかわいくて
いつまでも続いていくような

その光景がある日
孫の大輝君の失踪で終わる



幸せは



いつ終わりを告げる
かもしれない

こころをつないでいくものは
なんだろう

途切れてはならない
弱くなったこころ

強くなり過ぎたこころ
そんな日々の葛藤を

どうやって
途切れることなくつないでく


大輝君の心に
何が起きたのだろうか

誰も知らない
わからない

大輝君が教えてくれるもの
お婆ちゃんが教えてくれるもの

誰もが持ってる小さなしあわせ
あたたかい日常のいとなみ

人は支え合って生きている
孤独では生きていけない



支えるものは



なんだっていい
本だって犬だって

つないでいけるのは
ひとりじゃないって感じること

なんなのだろう

ひとりでは
生きていけないなあ

無人島に一人って
ことでなく

支えてくれる人の
いないってこと

伴侶や恋人はもちろんだけど
形だけの夫婦ってこともある

そういうのでなくて
心を支え受け止めてくれる人

例えばそれが
本だっていい

人でなくて犬だって
なんだっていい

必要なんだよ
心を支えてくれるもの

それさえあれば
ひとりでない孤独でない

だけど

どこかでふっと
心が途切れることがある

心を繋ぐこと
別々の心でなくて

ひとつの心を
つないでいくものは


なんなのだろう

うっちゃりました

森友学園問題から
加計学園問題まで

今国会は
首相の個人的な関わりの

黒い疑惑に揺れ
終始したかに見えて

安倍内閣の議題が
思惑通り

国会を通過して
閉会となった

国会閉会の
首相会見は

疑惑に終始したことを
見事に切り捨てた

この国会を通過した
議題が結果を出すのは

ここから
これから

うっちゃり
切り捨てたものの

結果が出るのも
これから

ただ思うことは
忖度があり

よしみがあったとしても
それが

結果よければ
よしとして

首相の腹心の友の
心の(腹が)明るい人で

腹心の友と
日本のこれからを憂い

進んでくださることを
信じていきたい

そこまでは…

孫が
インターハイ出場資格を得た

開催地は
山形県

もちろん応援団長は
行くんやろ？

そうは言ってくれてもね
遠い

車でひとっ走りとは
行かない

行きたいけど
無理やわさ

ママも行けやん
言うとんのに

親を差し置いて
それはない

次年度の開催は
三重県

やったね
会場は母の実家近く

孫には
来年も

頑張ってもらう
ことにして

ばばさまの声援を
山形まで飛ばすことにする

暗闇の中

暗闇の中

苦悩を抱えて

蠢いている

これが悪夢で

あるように

儚い願いを持って

蠢いている