良いお年を

紅白歌合戦が始まりました
あと数時間で新年を迎えます

あ～いろいろあった
そして迎える新年も

いろいろあるんだろうな
いろいろあることを

真っ直ぐに
怒り苦しみ悩み

真っ直ぐに
笑顔で過ごそう



このページに来てくださった皆様
この１年ありがとうございました。

新しい年も宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。

心あるならば

心あるならば

控えていてはならない
でしゃばるのとは違う

さらりと惜しげなく
飾らず行動する

思いだけでは
通じない

言葉だけでは
届かない

心込めて
さらりと動く

お人よし

お人よしもほどほどに
お人よしが育てるもの

それはたぶん
怠け者

お人よし集団のなかで
お人よしが育てるもの

それはたぶん
もっとお人よし

ところが
世間一般では

お人よしを甘んじるもの
利用するもの

それが悪いんじゃない
それは知恵

お人よしもちょっとは
知恵を出さないと

ノー天気に
なっちまう

されど
ノー天気は揺るがない

ふふふと

今年もいろいろあった
今年も暮れる

いろいろあって
ふふふと

年の瀬を越すに越せない
人もいる

ふふふと
越せばいいのに

たった今自分で
越すに越せない坂を作ってしまった

でもいつか
越さなければならない坂だから

なんだ坂こんな坂と
いどまなくてはならない

何年かかるかしれない
越せないかもしれない

でもたった今踏み出した
進まなくてはならない

しやなあかんこと

何だか忙しかったな～
今年の後半戦

仕事も家庭も
おまけに私情も

考えても仕方ない私情を
愚っちゃらグッチャラ

自分時間を持てないと
イライライライラ

その無駄をなくせば
さらりとこなせるものを

しやなあかんこと後回しにするから
バタバタバタバタ

だからしやなあかんこと
満足にできもしない

だから
自分のことばっかやろなんて言われる

まあとにかく
忙しかった今年も残りわずか

つつがなく
過ごさせてもらったことに感謝して

あと数日
しやなあかんこと先にすます訓練

どっち？

強くなったらいいのか？
弱くなったらいいのか？

こんなに弱いのに
弱味を見せず意地っ張り

そんなに強いのに
泣いてばかりの泣き虫で

弱ければ泣けばいいのに
強ければ意地を通せばいいのに

自然体であればいいのに
自分に素直であればいいのに

明日の自分は
少しばかり素直になってみよう

姥捨国の構築③

姥捨て山の住民はその昔新天地を求めて
移住した開拓民のように働いた

汚染土を取り除き農地に開墾し
あらゆる野菜や果実に花の種をまいた

この世で・・・はこの世で・・・
のように

放射線を吸収しない作物や
放射線を中和させるような植物を求めて

海藻の中に苔やシダそれに微生物

あらゆるものの中で
放射線と反応するものはないかと求めた

原子力発電所が建設されなかったら辺境の地
その中に建つ発電所を望む景観は

都会であくせく働いてきた人々に
おふくろの懐を思い出させるものがあった

もとエンジニアも漁師も科学者も主婦も学者も
忘れかけていた損も得もない純真な心を得

子供の頃に駆けた野山を美しいままで残したい
という思いに駆られていった

介護施設に入所していた人の中には
この環境の中で元気を取り戻すものがいた

財産を捨て裸になるということは
身体ばかりでなく心の無駄も脱ぐことだった

欲や見栄がなくなり
報酬のない作業は優しさと希望を産んだ

過ぎたるは・・・

なんだって
過ぎたるは及ばざるがごとし

動物の本能のように
切り捨てることが必要

子育ても
母性のあまり

与えるばかりでは
我慢のできない子になり

旦那だって
愛するあまり

至れり尽くせりてのは
どこかで無理が出てしまう

恋人だって
愛するあまり

甘えるばかりでは
嫌気がさしてくるだろう

なんだって
過ぎたるは及ばざるがごとし

動物の本能のように
切り捨てることが必要

ママへの報告

お兄ちゃんの入院のために
預かった３歳の孫

冬休みに入った幼稚園だけれど
今日明日の２日間は園でみてくれることが出来

園に行こうとしない孫を
なだめすかしながら用意をして向かった

運転席と助手席の間で
私の左手と孫の両手で手遊びをしながら走った

その遊びが面白かったのか
機嫌が持ち直してきた

飽きもせず手遊びを繰り返しているうちに
園を走りすぎてしまった

少し先のコンビニで方向転換して
園に孫を送り届けた

向こう(婿）のお母さんがお兄ちゃんの病院に
泊まってくれることになったから

幼稚園のお迎えはママが行くことになった
朝のようすを

孫がきっちりママに報告したらしい
「お母さん。幼稚園を通り過ごしたんやって！」

「ハイハイそうでございます」」
何処かなと思っている間に通り過ぎました

気をつけなさいよ～
こんな小さい子って思っても

何でも理解できるし
伝えることもできちゃうのですよ

うっかり夫婦げんかも
じいちゃんばあちゃんのことだって


悪口は言うものではないのですよ

待ちぼうけ

5歳の孫が入院して
ママはその子に付き添って病院

下の孫3歳を預かっている
ちょっと面倒くさい女の子

お兄ちゃんが入院したのはわかっている
ママがいないのもわかっている

夕方幼稚園にお迎えに行った
いつもなら

ママは？
お家に帰る！

などと言いたいところを
我慢してそのまま車で眠ってしまった

ばあちゃん家について目が覚め
面倒くささが噴出

車から出ない
こうなったらどうしょうもない

放置して
洗濯物を入れたりいろいろ

それでも出てこない
車でお漏らしをしてやっと

しぶしぶ出てくる羽目になった
幼稚園の制服も上から下まで

着替えさせて
なんとか落ち着いてきた

お腹空いたと
ご飯を食べて

お風呂もひとりで入るなどと・・
あとから入って体を洗ってやり

夜は夜でママを待ってる
お家でママと寝る

お腹空いた
おしっこに行く

など思いついたように
言葉を重ねて

来ないママを待ちぼうけて
私のベッドの隅で寝てしまった

今スヤスヤと寝息が聞こえる
もうすぐママのいない朝が始まる

なついた頃に
ママとお兄ちゃんが帰ってくる

しばらく我慢だね
もう少しおやすみ

待ち時間

孫の入院手続き中

受け付け番号９９
８０番になってから

ほとんど進まない
待ちぼうけ中

心を満たすもの

心を埋めるもの

それはさまざま


どんなにたくさんあっても

満たされない心

ほんのささやかでも

埋め尽くされる心


欲張っていつも何かを

とっかえひっかえ

心は満たされないまま

いつも何かを求める



ほんとうに大切なものが

今はわからなくて

心の中に置いたまま

見過ごしてしまっている


どんなにたくさんあっても

満たされない心

ほんのささやかでも

埋め尽くされる心



いつか心を満たすもの

見つかるといいね

姥捨国の構築②

姥捨て山への移住は
６５歳以上が認められ

７５歳以上は強制収容
築いてきた財産は供出

抱えてきた借金は帳消しとなって
赤ん坊の如く裸一貫の再スタート

この国の発展の原動力となった原子力発電
それに突き動かされ走り切った団塊の世代

子を育て
親を送り

少し先の世代の悠々自適の老後を
明日の自分の生活と信じて夢見た

心の中に生活水準の向上を喜び
危険性を認識しなかった悔い

振り返ることの大切さ
歴史は繰り返され災いも忘れた頃にやってくる

先人たちの知恵に学び
後に伝えていく大切さ

この先の数年いや十数年
長く生きても二十数年

元気でいられるうちに為さねばならない
走り続けるこの社会に歯止めをかけて

無駄な贅沢をなくし
心の贅沢を培う

人の心を取り戻し
思いやれる心を育てることで

地震大国日本から
原子力発電をなくすことができるかもしれない

そのために
姥捨て山は始動する

姥捨国の構築①

小池東京都知事が築地市場や
オリンピック施設の見直しに

切り込んだけれど
時すでに遅し?

黒いネズミを追い出すことは
出来なかった…

旨いものに群がるものと
それを成敗するものが

同じ黒いネズミであったなら
肥るネズミの陰で痩せ細る民

本当に必要なところで
必要なことが成されたい

私は団塊の世代
悠々自適な老後を望んできた

けれどそうはいかなくなった世代
これまではなるようになってきた

けれどこれからは
なるようにはならないらしい

一昔前の世代の受け取る年金額
それに比べて悲嘆にくれる世代

あなた方より年数も保険料も
多く支払ったのにとなげく

医療費負担は増え
受け入れてくれる介護施設は

貧民では入れなくなるらしいと
少し先の予想図

で

姥捨て山がこの先
必要になるらしい

この姥捨て山に住めるは65歳以上
75歳になれば否応為しの強制収容

貧しいものも豊かなものも
現役の政治家だってＮｏとは言えない

場所は放射能汚染の立入禁止区域
老朽化した原発は

各地で立入禁止区域を増やし続けた
同じように高齢者も増加の一途

仮設住宅に住み仕事は除染作業に
増え続ける廃炉の管理

被爆による健康への影響は
寿命の尽きる頃の発症だから問題外

そんな訳で移り住んだ人々
元より勤労精神に富み順応性は豊か

小さな未来都市を創ってしまった
隔離されたその未来都市は

現役時代の知恵を活かし年金や
投入された税金に頼らず

無駄をすっきり削ぎ落とした
そこには農業も漁業もあり

元の姿を取り戻したかのようだったが
外部被爆も内部被ばくも受けていた

人々の心に金の卵として
働くだけ働いた結末が

こういうことでは終われないと
不屈の精神が湧き上がっていった

言葉にしないと！

なんの取り柄もなく
なんの影響力もなくたって

やっぱり声にしないと
誰にも聞こえやしない

原発反対
カジノ反対

私が頑張って
どんだけ思っていても

誰にも届かない
こんな私でも

娘や孫や婿に
言葉で伝えたら

なんでアカンのと聞いてきたり
反論してきたりしてくれる

そしたら少しばかり
自分の思いを語れる

知識がないし
婿を説得する力はないけれど

婿だって原発が無いに
越したことはないと思ってる

だけどそれに代わるものがない
そう簡単にはいかんねん

きれいごと言ってもしゃあないやろ
それが婿の反論

だけど黙っていては
次世代に問題は送られる

お母さんは…
車だって乗るやろ！

TVは?
××は?

そんな風な事言ったら
そうやね

ロイホが時短営業になるのを聞いても
宵っ張りは直そうとしないし

私は口ばっかり
🚗に📺に📱に…

一人一台だったり
それ以上だったりする

これではなんの説得力もない
慎ましくいかに心豊かに

生きるかが子や孫に伝える
最良の手段のような気がする

まず自分に厳しくしないと
なんにも始まらないねえ