風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

支えてる

2016-03-20 00:59:49 | 心理と真理
昨日
仕事を終えて

和歌山⏩天王寺⏩鶴橋⏩桑名と
列車を乗り継いで実家へ

今朝
義姉たちとその甥っ子の運転で東京へ

あいにくの雨は新東名高速を走るほど
激しく打ち付けてくる

前を走る車の車体もランプも
ぼやけて見えるほど

行くだけ行ってみる思いでひた走った
東京が近づくにつれて

少しずつ明るさが増し
着いたころは傘をささなくても良かった

途中多摩の文字が目についた
もしかして多摩って多摩?

多摩全生園だったかなその近く?
あの北條民雄がいたところ

あの衝撃的な小説の目を閉じれば
その光景は思い出すように浮かんでくる

【いのちの初夜】

北條民雄が全生園に入院した
その日のことを綴った小説

その入院から僅か3・4年後に彼は死んだ
彼はその僅かの間に書いた多くの小説それらも衝撃的に読んだ

多くの人に支えられ
衝撃を与え彼は僅か20代で命を終えた

彼の過ごした全生園を訪ねてみたいと思う
もう一度彼の小説を読み彼を知り

彼が共に支えあった彼の友の小説も
もう一度触れてみたい

生きること
耐えること
闘うこと
支えあうこと

人間であることを感じたい



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