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風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

ふしだら

2017-12-29 02:24:34 | こころ
焼き肉店で打ち上げを終えて
しかし

お酒は飲んでいない
職場の先輩の職人さんの間に座り

焼いてもらった肉を口に運んだ
石焼ビビンバも半分

もういいでと思うまで食べた
そして帰って来てから

炬燵に入ったままTVを点けたまま
うたた寝してさっき目が覚めた

目が覚めてフッと頭に母の声
「ふしだら」

よく聞いたな~
厳しい母のいろんな戒めに似た言葉

紀伊半島の南端三重県の伊勢方面から
同じ紀伊半島の南端と和歌山県の新宮方面

そこら辺りの言葉は私の育った三重県の北勢や
半世紀近く住む和歌山市の言葉と違って

よく似ていると感じるのは
三重北部は愛知・岐阜・滋賀・奈良に接して

和歌山北部は奈良・大阪・淡路・四国に接す
所属する県よりも同じ紀伊半島の南端

二つの南部は近しい文化であるのは
当然な気がする

炬燵に寝るようなだらしない行動でなく
もっと厳しくがんじがらめ的な躾

ところが今や両親も夫もいない
箍(たが)がはずれてしたい放題

母に流れる志摩の血の懐かしさ?
いやいや文化の懐かしさを

子供の行動のだらしなさのふしだらと
大人が受ける言葉のふしだらと

自由になりたいと思って来たふしだらと
やっぱり似通うものがある

なぜ近ごろフッと母を感じるのか
亡くなった母の歳に近づくにつれなのか

紀伊半島南部は伊勢がある熊野がある
なぜか懐かしい暖かさを感じてしまう

夫が最後に入院していた病院で
「お母さ~ん」「お母さ~ん」と

老いた女性が母を慕って呼ぶ声が
入院病棟に響いた

夜中に聞こえたその声はずっと
私の心から離れないだろう 

これからも


目覚めてこれ書きはじめてお風呂入って
また書き足してゲームしてもう5時

もう寝よ
コメント
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