あなたの中に有る
漠然とした不安さを
何かの所為にしたり
何かと結び付けたりしたら駄目だよ。
なぜなら
所為にする事で
その不安さは より大きなものとなってしまうし
あなたの所為にしていたものが解決されない限り
不安さも解消されないという事に あなたがしてしまうからだ。
誰もが幼い頃から
知らず知らずの内に
自分の中にある不安さを
何かの所為にしてしまう。
それを あなたは無意識の内にしてしまう
そして それは あなたの癖のように成っている
それ位 深く あなたに浸透してしまっている。
例えば親が離婚してしまった事から
その不安さを感じてしまっているだとか
或いは 親が亡くなってしまったから
その不安さが有るのだとかというように
自分の中にある不安さを 今日までの間に
ありとあらゆる事と結びつけてしまっている。
そして本気で結びつけたものが
まるで犯人でもあるかのように思ってしまっています。
もっと身近な事では
学校が嫌いだからだとか
明日の試験が嫌だからだとか
自分には この会社や仕事が
向いていないから あなたの中の不安さが
生じて来ていると言う訳です。
けれど事実は全く違います。
あなたの中の不安さは そのどれとも無関係です。
むしろ 濡れ衣を着せられてしまっているのです。
あなたの中の不安さは
そうやって何かの所為にして消し去ろうとしても
決して消えるものではありません。
あなたが何かに夢中に成っている時にだけ
一時的に消えてしまったように見えるけれど
それは無くなった訳では有りません
紛らわされただけなのです。
だから 暫くすると再び その不安感は
あなたに感じられる様に成ってしまいます。
多くの人が その不安感と
戦う為に何かを身に付けたり
頑張ったりと あらゆる奮闘を試みますが
その不安から逃れる事が出来ないままに
人生を終えて行きます。
これは何も
精神的な病を抱えた人達だけが
感じている事では有りません。
多くの人達に共通する問題なのです。
その不安感は
あなたが背伸びをして
無理をして生きている事を あなたに教えている。
いつ破綻するか解らないぐらいに
もろくて 危うい あなたの生き方から
吹き出して来ているのが その不安さだよ。
他の何や かにやと
あなたの こじつけた物事の所為なんかではない。
だから あなたが
その事実に気づいて
あなたの生き方を、歩き方を
ほんの少しスローダウンするだけで
その不安感は小さくなる。
あなたが本来の
弱くて出来損ないの駄目な
あなたの姿で生きられたなら
そんな不安の影に脅かされる毎日などとはまるで違う
豊かな人生を過ごせるようになってしまいます。
これが
あなたの中にある不安の正体です。
決して逃げたり敵対する様なものなどではなく
それは あなたの本当の意味での味方だったのです。
これに気づいて
あなたの人生を ただ逃げ回る事で
終えてしまうような人生では 無い人生に
してあげて下さいね。
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手助けが出来ます。
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