あなたが たとえ
どんなに深い暗闇の底に
堕ちてしまっていたとしても
そこは
まだ途中で有って
そこが底では無いのです。
どうせ
落ちるのならば
どん底まで落ちて
来なければ勿体無いです。
あなたが
怖れるのは
更に深い暗闇の中へと
引きずり込まれてしまうと
勝手に思い込んでいるからです。
どん底には
暗闇など存在しません。
暗闇の向う側は
明るく開けています。
あなたの
どん底は
明るさなのです。
それも
人工的な
作り物の薄っぺらな
明るさではなくて
派手では無い
自然な明るさです。
だから それは
尽きてしまう事の無い
何処までも続く明るさです。
人為的で
不自然な明るさとは
全く違う 明るさです。
どうせ
あなたが
落ちてしまうのならば
そこまで落ちてしまえば
良いだけなのです。
そこに
あなたの生きられる道は
ちゃんと存在しています。
いいえ
そこに有る道こそが
あなたが生きる為に用意されている
メインストリートなのです。
それまでの あなたは
どこか別の勘違いをした場所で
決して誰も生きられる筈の無い場所に
必死で生きようとしていたのです。
その場所では確かに
喜びも有ったかも知れないけれど
その喜び分の苦しみも味合わなければ
ならない仕組みに成っている場所の中で
あなたは必死で もがき苦しんでいたのです。
そして
そんな仕組みの全体に
嫌気がさして その場所を
後にして初めて あなたは大きな底無しの
暗闇の中へと向かって入って行きます
だって他には生きる場所など無いと
見破ってしまったからです。
その大きな
暗闇が怖くて
あなたは 喜びと
苦しさの両方を常に
味合わなければならない
不健康な場所に甘んじていた
訳なのです。
もう
そんな場所へは
戻らないし戻れる場所でもないと
思えた あなただからこそ暗闇の中へ
怖れる事なく入って行く事が出来ます。
そして
あなたは
暗闇の向う側に
抜け出る事が出来ます。
その暗闇は
あなたが それまで
決して生きようとは
して来なかった あなたの中の
最も自信の無い場所でも有る
弱さや 駄目さや 情けなさや
出来損ないの あなたの宝庫と成っている
場所の事でも有るのです。
暗闇と称している場所と
あなたが決して触れ様とは
して来なかった場所でもある
あなたの中の 弱さや 駄目さや
情けなさの塊が有る場所とは同じ場所の事です。
そこは
あなたが一度も
入った事が無いから
暗闇に見えているだけです。
あなたが
入った途端に
その場所の中には
明かりが灯されます。
あなたが
その場所の中に
足を踏み入れてしまう
たったの
それだけで
全てが あなたの前に
明らかにされてしまうのです。
その場所は
あなたが避けたり
怖れたりする必要など
全く無かった場所なのです。
それまで
あなたの生きていた
場所と比べて あなたは
その場所を怖れていただけの
事だったのです。
あなたを
怖れさせる事で
今迄の あなたの
生きていた意味も無く
辛すぎる場所を守る事が
出来ていたのです。
それは
実に巧妙で
セコイ仕掛けで有り
仕組みだったのです。
そして
あなたの探し当てた
その場所が消え去る事など
有り得ないのです。
消え去るのは
むしろ 今迄の あなたが
生きて来ていた場所の方です。
砂上の楼閣とは
それまで あなたが
馴れ親しみ 生きて来ていた
場所の方なのです。
あなたの
心の見つめ方の
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