それは
秒単位で味わう
悟りを あなたに
もたらして上げてしまう事です。
一度だけ
過去も未来も
何もかもの全てが
無くなっていて
何も無い
空間としての
真実の あなたへと
辿り着く事は そんなに
大変な事などでは有りません。
けれども
普通に多くの人達が
生きている 次元から
真実の自分の姿へと辿り着く事は
確かに貴重で稀有な体験です。
だから
多くの人達が
一度 辿り着けた
体験を自分の中から
手放さずに 貴重な体験として
自分の中に その記憶を残して
しまうのです。
それも
単なる記憶として
留めて置くのでは無く
その時の鮮明な記憶を
あたかも現実を 置いて
有るかの様にして あなたの中に
留めてしまうのです。
それを
あなたが
してしまうと
あなたは何十年と
言う時を無駄にして
しまいます。
何故ならば
あなたが たった
一度だけ体験した記憶を
あたかも ずっと体験して
居るかのように
あなたが今でも
その真実の あなたと共に
生きているかの様に あなたは
周囲に語り続けているのです。
それは
インチキです。
そんな人達ならば
沢山居ます。
だって
あなたは たったの
一度しか体験していない
真実へ辿り着けた記憶を
下敷きにしているだけ
なのにも拘わらず
何度も同じ
記憶の中の何も無い場所へと
繰り返し出入りをして それが
実際の何も無い真実の あなたへと
辿り着く事を自分が何度も出来ているかの様に
自分で自分の事を騙してしまっているのです。
あなたは
たったの一度だけしか
辿り着く事は出来ていないのに
記憶の中へと戻ることで
あたかも
真実の あなたへと
辿り着いている気持ちに
成れるのです。
そうして
巧妙に自分を
騙してしまうのです。
だから
何十年もの間
その事実に気づかずに
無駄な時間を過ごして
しまっている事実に あなたは
気づけないのです。
そのまま
あなたが死ぬまで
騙し続けてしまう事も
出来ます。
良い気持ちの中に
あなたが酔ってしまう事も
出来ます。
けれども何かが
違うと言う あなたの中の
真実の感覚に正直に成って上げる
事で そこから あなたが抜け出す
切っ掛けに成ります。
確かに
違うのです。
本当に解る事とは
そんなに簡単な事では
無いのです。
あなたからしたら
余りの途方も無さに
気が遠く成ってしまう程
壮大な事なのです。
それは
あなたが
一度だけ味わい
辿り着く事の出来た
記憶を他の記憶と全く
同じ扱いをしてしまい
手放してしまうのです。
決して
その記憶だけは
特別扱いをしないのです。
他の記憶と同じ様に単なる
ガラクタなのです。
そしたら
あなたの中に
何もかもの全てが
しがみついている物の
全てが無く成ってしまいます。
その何も無さこそが
真実の あなたの姿なのです。
記憶に戻る事とは全く違い真新しい
何も無さに出逢って上げてしまうには
過去の辿り着けた記憶を捨て去りガラクタ
扱いをして上げてしまえる事なのです。
そして
何もかもの全てが
無く成ってしまった
目の前の何も無さこそが
あなたの真新しい真実の姿なのです。
そればかりか
その再び辿り着く事の
出来た 何も無い真実の
空間さえも秒単位で此の場から
消え去って行きます。だから記憶などに
留めて置くことなどせずに既に現実では無く
過去の記憶ですからガラクタです。そのガラクタも
手放してしまうのです。
すると
あなたの中には
もっと本当に何もかもの全てが
無く成ってしまった感が訪れます。
その何も無くなってしまった感こそが
真新しく その場に生まれている真実の
何も無い空間としての あなたの姿なのです。
それも直ぐに
此の場から消えて
無く成ってしまいます。
すると
あなたが先程の
何も無い空間が去って
行く事を 死んで行く事を
最後まで見届けて上げていると
何もかもが本当に無くなって行く事を
実感する事が出来てしまいます。
そこには本当に何も無いのです。
その本当には何も無さこそが
真新しく誕生している真実の
何も無い空間なのです。
前の真実の
何も無い空間の死こそが
真新しい 何も無い空間としての
あなたの誕生なのです。
それは秒単位で
あなたの中に起こり続けて
しまっています。
毎日の様に あなたは死に
毎日の様に 真新しい あなたは
誕生しています。
毎日どころか
毎時間の様に 毎時間どころか
毎分の様に 毎秒の様に 毎瞬間の様に
あなたは死に 真新しい あなたは誕生して
来ています。それらを見続けて上げたならば
良いだけなのです。
それには稀有で
貴重な体験でさえも
その場に捨て去ってしまい
置き去りにしてしまえる事です。
そんなものは
全部が過ぎ去った
ガラクタに過ぎないのですから。
何で有れ 一度 あなたが味わったならば
それで お終いです。二度は使えません。
それだけで
あなたは秒単位で
真実の あなたへと
辿り着く事が出来てしまいます。
手放してしまった
喪失感こそが 何も無い
真新しく誕生している真実の
あなたの姿なのです。
だから
逃げ出さなくても
良いのです。
そこは広々とした
途方も無い程に広い
大地が空間が何処までも
続いています。
あなたは
何処にも戻らずに
真新しい此の場の地に
足を着けてしまい此の場で
生き始めて上げたら良いのです。
秒単位で捨て去り
秒単位で 何も無い
真新しい あなたの
誕生を見て上げる事が
此の場の途方も無い程までに
広々とした大地に あなたの
足を着けて生きられる事です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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