あなたの中に
無色透明な空間がある
そこは 何の色も 何の意味も
何の重さも 決して着く事の無い場所だ。
その場所は あなたと
敵対関係に有る場所などでは無く
本当は 何処の誰よりも
力強い あなたの味方だ。
あなたが その場所に
意味を持たせようとしたり
或いは色を着けようとしている事で
あなたの方が勝手に その場所と
敵対関係にして行ってしまう。
何故なら
あなたにとっては 何の色も持たない
その場所は あなたを不安にさせてしまう
何の色も持たない その場所は 余りにも
大き過ぎて あなたには把握する事が
出来ないからだ。
だから あなたを
そんなに不安にさせてしまい
怖れさせてしまう。
何かの色が着いている方が
あなたは理解し易いし 把握し易い
単に それだけの違いだ。
その場所に
何かの色を着けようと
何かの意味を持たせようと
あなたが幾ら必死に足掻いてみた所で
その空間に色が着く事は 決して無い。
あなたが
いつも自分に何かを
言い聞かせ続けなければ
ならないのは その為だ
あなたが
あなた自身に向かって常に呟き続けたり
言い聞かせたりしないでいると
あなたの中は自然に何の色も持たず
何の意味も持たない静かな空間へと
戻されてしまう。
そして
実際には一度として
その空間は 色など
着いた事など無いし
その空間が何かの意味など
持った事も無い。
あなたが
何の色も着いていない
その場所を怖れたりしないで
素直に受け容れる事が出来れば
あなたは 余りの大きさに圧倒されてしまう
そんな時には
足掻いたりせずに
身を預けてしまい
あなた自身を委ねてしまう事で
あなたは元々の
あなたの姿であった
大きな空間に吸収されてしまい
溶けてしまう。
そして 大きな空間そのものが
新たな あなたという感覚を与えてくれる。
あなたが何ひとつ
言聞かせたりしなくても
いつも大きな何かと一体と成り
大きな何かに包まれたままの
深い安らぎの中に あなたが居たままで
日常を過ごせるようになってしまう。
それは
そんな感覚が
時折り有るとか そんな事を
考えたり 言い聞かせたりしているのでは無く
あなたが何ひとつとして してはいないのに
絶対で不変の安堵感が あなたの中にも
外にも充満している感覚なんだよ。
人が何もしないでいると
人は堕落して行き やがては
何ひとつ出来なくなってしまう訳では無く
あなたの中に在る
不出来で出来損ないの
弱くて 駄目な あなたに
今迄の あなた方の身を任せてしまい
今迄の あなたが一切の手出しをしないで
弱くて 駄目な あなたから逃げ出さずに
その 弱くて 駄目な あなたが目の前の事に
向き合い 取り組む事で 大した事のないように
見えていた あなたが 本当は生きるに値する
あなただと初めて解かる事が出来る。
そこに
あなたが立てて
初めて あなたの人生は始まるんだ。
そうして
出来た事を あなたの中に
残したりせずに 終わったものは
あなたの中でも ちゃんと終わらせてあげて
あなたが何にもしがみ付いたりしないで
再び あなたの中の 弱くて 駄目な
あなたのままで生きる事が出来ると
あなたの中に 何も持たない 何色でもない
そんな状態の あなたに 普段の生活の中でも
近づく事が出来るように成ってしまいます。
あなたの
心の見つめ方の
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